- akibaTV.com特約 - 週刊アキバTV! 1999年5月8日号

　ゴールデンウィーク直前、人気ビデオチップ「RIVA TNT」の後継製品「RIVA TNT2」を搭載した最新ビデオカードがついに発売された。RIVA TNT2では、最大メモリ容量が16MBから32MBに拡張されたほか、新たにAGP 4Xモードにも対応、さらにメモリクロック/コアクロックの高速化によって描画速度を向上させている。発売されたのは3製品5モデルで、infoMagicのMagic!TNT2（16MB/32MB）と、LeadtekのWinFast 3D S320 II（16MB/32MB）、AOpenのPA3010（16MBのみ）。対抗馬と目される「Voodoo3」ビデオチップ搭載製品は既に発売されており、両者の売れ行きが気になるところだ。

　入荷予告を告知したショップでは「初回入荷は瞬く間に完売した」と話す一方で、「その後の入荷分はVoodoo3の初回入荷時ほどの売れ行きにはならなかった」とも話す。ユーザーの声もVoodoo3発売時に比べるとやや平静で、「Diamond製の上位モデルを買うつもり」「（未発表の）カノープス製品が出るのを待つ」との声も多い。

　実はRIVA TNT2は、製品間での動作クロック差が大きいことも特徴の一つ。今回の3製品でもコアクロックが125～140MHz、メモリクロックが140～160MHzと大きな格差があったほか、今後はコア150MHz/メモリ183MHzで動作するDiamond Viper V770 Ultraなどの製品が発売される予定となっている。Diamond Viper V770 Ultraはコア175MHz/メモリ200MHzまでクロックアップできるともされており、そのためにハイエンドユーザーの間ではそれらを待つという意見が多いようだ。

　詳細なレポートと取材ショップへの行き方は、以下の動画番組と3D MAPを参照してほしい。番組では「K6-IIIを買いに来たのだが、店頭にあるのを見て思わず買ってしまった」というゲームユーザーや、「ずっと待っていた」というショップ店員のインタビューを収録しているほか、「AKIBA PC Hotline! HotHot REVIEW!」でおなじみの笠原一輝氏（UbiqComputing）が登場し、ビデオチップの解説や「RIVA TNT2は買いなのか？」という問いにズバリ答える。

□AKIBA PC Hotline! 関連記事
【5月1日号】RIVA TNT2とVanta搭載の最新ビデオカードが3社から登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/990501/tnt2.html

□AKIBA PC Hotline HotHot Review!（by UbiqComputing)関連記事
【5月7日】RIVA TNT2のパフォーマンスを徹底検証する
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990507/hotrev09.htm
【4月28日】期待のTNT2デビュー!　ベンチマーク結果速報
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990428/hotrev08.htm

ムービーを見る(56kbpsストリーム) ムービーをダウンロード(LZHファイル,1.81MB) （akibaTV.comによるムービー / RealPlayer G2）

取材ショップへ行く （AKIBA 3D MAPによるナビゲート / VRML）

※このページに掲載されている以下のコンテンツをご覧になるには、次のプラグインが必要です。

（ムービー） → RealPlayer G2 （VRMLにる3DMAP） → CosmoPlayer2.0以上もしくは、WorldView2.0以上

【そのほかの主な「秋葉原関連」アキバTV!（5月3日）】（by akibaTV.com）

[ アキバデプス ]～秋葉の「深部」を紹介～

■＃014 Mac系カスタマイズ･ジャンクpineapple

Macが好きで好きでたまらないスタッフがはじめた、Macが好きで好きでたまらない人のためのショップ「PineApple」を紹介。 　店内には、中古のMacintoshや手作りのオリジナルMacグッズがいっぱいで、特に「素材から切り出している」という、オリジナルMacグッズは圧巻。外装のカスタマイズなどの相談も受け付けているとのこと。 ムービーを見る（RealPlayer G2 / 56kbpsモデム）

[ アキバの食ってる場合ですよ～ ]～秋葉の食事処～

■＃008 ラーメン竜軒

日本そば屋から転向したというラーメン屋「竜軒」。10種類の材料をブレンドした自家製味噌や18時間ほど煮出して使う自家製スープなどが自慢という。麺の量を相撲にたとえて表示しているのもユニークで、看板には愛称（？）として「関取ラーメン」の名が書かれている。 　ちなみに場所はブロックD2の狭い路地脇で、アキバ通でも知っている人は少ない。 ムービーを見る（RealPlayer G2 / 56kbpsモデム）