【 1999年7月17日号 】

IntelとAMDも出展している「AKIBAX'99」開催中

AKIBAX'99会場入り口会場内
IntelブースAMDブース
プレゼント撮影会

 JR秋葉原駅前の広場では、現在「AKIBAX'99 インターネットショーin秋葉原」が開催中。例年通り、NEC、富士通、東芝などのPCメーカーや、NTTドコモ、DDIポケットなどのキャリア系、キヤノンやEPSONといった周辺機器メーカーなどが本格的な展示ブースを展開している。これまで雨続きだった天候も、初日の17日(土)はまさにイベント日和の晴天となり、会場も人でごったがえしてお祭り状態だ。

 今回も特にモバイル機器系の製品で見どころが多く、東芝の新Libretto、ビクターのWindows CE搭載H/PC Pro、京セラのテレビ電話機能付きPHS、NTTドコモの次世代携帯電話のコンセプトモデルなどが出品されている。また、特設ステージでは、有名人や芸能人によるトークショーなども行われ、各ブースでのプレゼント企画も多く、純粋にAKIBAX'99目的でアキバに出向いても楽しめそうだ。

 また、会場にはさまざまなコスチュームのキャンギャルが多数いるため、彼女らを目的とするいわゆる「カメラ小僧」がかなり集まっていたのが印象的。主催者側は「会場内の撮影は禁止」と言っているにもかかわらず、会場のそこかしかこで自然発生的に撮影会が始まり、中には出展社が自ら撮影会のサービスを実施するところもあり、まるで事件でも起きたかのようにカメラマンの人垣ができるところもあった。

 PCパーツ関連では、IntelとAMDがブースを出展している。IntelはAKIBAX'99に特別協賛のかたちで参加しており、展示用の出展ブースとしては会場では最も大きなスペースを割いていた。内容は主にPentium IIIに関するデモや対応アプリケーションの紹介が中心。VRMLで秋葉原の街を再現し、AKIBA PC Hotline!の人気コーナーとして常設している「AKIBA 3D MAP」のデモも行っているので、ぜひデモ機でのスピードと自分のPCで見た場合のスピードとを比較してみてほしい。

 AMDのブースは、まさにPCパーツショップへ行くついでに寄るという人にはちょうどいい展示内容になっていた。K6シリーズを使った各種アプリケーションのデモのほか、COMPUTEX TAIPEIで展示されて話題となった、K6搭載のユニークな形状のレガシーフリーPCのリファレンスモデルが展示されている。日本語パンフレットも用意され、コンセプトイメージのイラストも貼り出すなど、かなり力が入っている様子。また、AMDブースでは関係者が「Athlon」ロゴのついたTシャツを着ており、さりげなく登場間近の新CPUをアピールしていたのが印象的。さらに、AKIBAX'99開催期間中にK6をショップで購入した人を対象に、購入を証明するものを持ちこめば抽選でAthlonロゴ入りMP3プレイヤーなどがあたるという「AKIBAX'99出展記念キャンペーン」も開催中で、AMDファンならずとも気になる内容と言えそうだ。

 AKIBAX'99の会場では、「地球振興券」なるクーポン券も配布中で、これを使うとアキバでの買い物でさまざまな特典が受けられ、この中には家電やパソコン周辺機器の割引きはもちろん、PCパーツ系のキャッシュバッククーポン券も含まれているのでお見逃しなく。なお、AKIBAX'99は20日(火)まで開催されている。

 AKIBAX'99のその他の会場の様子については、週刊アキバTV!のコーナーでも触れているので、そちらも是非参照して欲しい。また、主催者からいただいたプレゼントも読者プレゼントコーナーで実施中。

AKIBAX '99フォトレポート
会場内の見所を写真を中心に紹介

□AKIBAX'99
http://www.akihabara.or.jp/

[撮影協力:AKIBAX'99実行委員会]


[前の記事]: FSB 133MHz対応?のApollo Pro 133搭載マザー登場
[次の記事]: HP 200LXの生産中止反対署名運動始まる

[ Back ]戻る