【 1999年9月4日号 】

G400MAXは2種類の国内流通版が出回るも品薄変わらず

G400MAX SYNNEXG400MAX SYNNEX
G400MAX InfoMagicG400MAX完売しました

 Millennium G400MAXの品薄は相変わらず。今週から輸入版のほかに、InfoMagicとシネックス経由の日本語版も出回り始めているものの、やはりどのショップも数本というレベルの少量入荷で、あっちのショップに入っては消え、こっちのショップで入っては消え…というもぐら叩きのような状況が続いている。アキバ中をひたすら歩き回れば在庫に遭遇することもできそうだが、その確率は極めて低い。

 先週、事前にG400MAXの入荷を予告して輸入版を先着販売したPCiN秋葉原では、その後も入荷予定を出していないにもかかわらず、平日の早朝からG400MAX待ちの人が並ぶようになったというから、G400MAXを欲しがるパワーユーザー達の物欲はすさまじい。

 なお、日本語版のリテールパッケージは、これまでのオリジナル仕様と違ってInfoMagicとシネックス経由の製品でも、米国仕様の製品にシールを貼っただけのものとなり、デザインやサイズは全て共通になっている。G400MAXをアキバで探し歩く予定という人は、これを予備知識として覚えておくといい。

 なお、4日(土)に調査した範囲では、当日入荷したというショップは全て即完売で、結果的に一度もG400MAXの在庫を発見することはできなかった。多くのショップでは、入荷してもほとんどが予約分で消えてしまうという実態もあって、なかなか在庫を見つけるのは難しい。5日(日)に大量入荷する予定というUSER'S SIDE本店でも、そのほとんどが予約分向けで終わってしまい、店頭販売分は数個しかないという。

 このぶんでは、品薄の状況が改善されるにはまだしばらく時間がかかりそう。G400MAXを確実に入手したいという人は、ショップに予約を入れて、ひたすら待つというのが、最も確実な入手方法のようだ。なお、確認できた範囲では、日本語版の実売価格は40,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□Millennium G400/G400MAX(InfoMagic)
http://www.infomagic.co.jp/japanese/product/matrox/g400-j.html
□Millennium G400(シネックス)
http://www.synnex.co.jp/event/millennium/

[撮影協力:USER'S SIDE本店PCiN秋葉原]


[前の記事]: Athlon印のリゲインと電卓は非売品
[次の記事]: ASUSからIEEE1394搭載のmicroATXマザー登場

[ Back ]戻る