K6-2とK6-III上位の2.2Vバージョンが出回る
今回確認できたのは、K6-2/450とK6-III/450のコア電圧2.2V仕様の製品。いずれも、いままでは2.4V仕様だったもの。電圧仕様を表わすマーキングを見ても、数値で「2.2V」とはっきり明示されているほか、型番最後の文字も「AHX」から「AFX」に切り替わっている。確認できた実物の製造週はK6-2が'99年第37週、K6-IIIが同39週だった。どうやら、このあたりで新仕様に切り替わったらしい。
この新仕様の製品がアキバにいつから出回り始めているのかは不明。というのも、ショップには特に代理店から仕様変更に関するアナウンスはなかったそうで、ショップによっては知らないうちに店頭在庫が2.2Vと2.4Vの混在になっていたというケースもあったようだ。実例として、2日(土)の段階でK6-III/450の2.2V版をアキバで発見して購入したという人もおり、その様子はファイナル氏のホームページ「FINAL HomePage PC! WORLD」で詳しくレポートされている。
今の状態では、2.2V版であることを明示しているショップでない限り、K6-2/450もしくはK6-III/450を2.4V仕様だと購入してみたものの、実際には2.2Vだったというハプニングもおきそう。Socket 7ユーザーは今のうちに予備知識として頭に入れておきたいところだ。在庫ショップと価格については「今週見つけた新製品」を参照のこと。なお、最新のデータシートには、K6-2/450の2.2V版は記載されていたものの、K6-III/450については記載がなかった。
□FINAL HomePage PC! WORLD
http://www2u.biglobe.ne.jp/~final/
□AMD-K6 Family Technical Documents(AMD)
http://www.amd.com/K6/k6docs/index.html
[撮影協力:コムサテライト2号店とパソコン工房秋葉原1号店]
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