星野金属の新型総アルミケースは「真っ赤」
基本的なデザインは従来のMT-PRO1000を踏襲し、外装となる部品類を全てオータムレッドで塗装、内部のアルミ素材は全てワインレッドでアルマイト加工されている。電源やケーブル類など、一部の部品を除いてほとんど全てを赤に染める徹底ぶりで、なんとも見た目は壮観。特に質感の高さは高級品とでもいうべき出来映えで、安易に色を塗った安物ケースとはまったく比較にならない。この質感は写真では伝わらないため、とにかく興味のある人は一度実物をショップで見てみるといい。
そして、このケースのもう一つの目玉は新たに採用された防塵構造。ケース用ファンにはフィルタカバーを取りつけ、ケースの隙間にはスポンジ状の素材を埋めこむなど、埃が内部に入りこまないよう多数の部品が追加されている。同社によると全12種類の防塵対策専用パーツを追加したそうで、ユーザー側でもドライブ類の取りつけ時に利用できるよう、スポンジ状の素材が別途付属品として同梱されている。
マニア志向というべきなのか、高級志向というべきなのか、どんどん濃い内容になっていく星野金属製PCケース。価格も今回はおよそ49,800円と(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、ついには5万円に迫ろうとしている。とても普通の人には買えないケースではあるが、とにかく機能性と見た目の良さには金に糸目をつけないという人には要チェックの製品と言えそう。
このケースと赤いマザーボード/LANカード/サウンドカードなどと組み合わせ、真の「真っ赤なPC」に挑戦するのも面白そうだ。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]
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