【 1999年11月6日号 】

RIOWORKS製i820搭載マザーが16日発売と予告が出る

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 i820といえば、当初の発表予定がドタキャンとなって一大騒動を巻き起こしたチップセットだが、ここ数日のニュースによると、15日(月)のCOMDEX Fall'99開幕日にあらためて正式発表されることになるようだ。アキバでも、まるでこれに合わせるかのように、ほぼ同じタイミングでi820搭載マザーボードを発売すると予告するショップが現れている。

 RIOWORKS製のi820チップセット搭載マザーボードを16日(火)に発売すると予告しているのはフェイス。以前にも一度展示したことのあるi820搭載のDual対応マザーボード「PD82-A」を店内に展示した上で、これとは別のi820搭載Singleマザーボード「PU82A」が入荷すると予告している。予価は25,800円。RIMMスロットを3本持つ製品で、DIMMへの変換用ライザーカードも一緒に入荷する予定という。ただし、ライザーカードは組み込み向けなどで使われる可能性もあり、店頭に並ぶかどうかはまだわからないそうだ。

 また、このほかにRIOWORKS製品として、FC-PGAのPentium IIIに対応したSlot 1→Socket 370変換アダプタも11月下旬に入荷する予定という。価格は「2~3,000円?」程度になるとのこと。このアダプタはFC-PGA対応というほかに、VCore電圧の調整が可能な点、166MHzまでのFSB設定が可能な点、FSBに対応してカード上のLEDが光る点などが特徴として挙げられる。カード上には小さなLEDが4つ並んでおり、それぞれ66MHz/100MHz/133MHz/166MHz用に割り振られている。LEDを見るだけで、FSBの値がすぐにわかるというわけだ。このアダプタは現在同店で展示中。

 いずれもCoppermineコアのPentium IIIを活用するための重要なアイテムだけに、予定通りのリリースに期待したいところだ。

[撮影協力:フェイス]


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