RIMMの予約受け付け始まる、先行で国産C-RIMM発売
まず、USER'S SIDE本店はTranscend製のRIMMの予約受け付けを開始した。予約を受けているのは全てECC付きの800MHz動作品で、72Mbitチップ搭載の64MBが43,800円、144Mbitチップ搭載の64MBが60,800円、144Mbitチップ搭載の128MBが118,000円、Continuity RIMM Module(C-RIMM)が1,700円という予価になっている。ただし、納期はまだ未定という。
また、TWO-TOP秋葉原1号店では12日(金)に発表されたばかりのメルコ製RIMMを店内に展示しているほか、予価を表示しており、それによると800MHz動作の128MB(No ECC)は79,800円、同じく64MBは45,800円となっている。いずれも入荷予定は12月。なお、同店ではRIMMの販売に先行するかたちでメルコ製C-RIMM「RD-C」を5,980円で販売中。このC-RIMMは、未使用RIMMスロットにさすための部品で、マザーボード上のRIMMスロットをすべてRIMMを挿して使う以外での運用では必需品。もちろん、RIMM関連の製品がアキバで実際に販売された例としてはこれが初めてのケースになる。
アキバ以外では神奈川・厚木市のPCショップ パーツ堂が800MHz動作の128MB RIMMを添付したAOpen製新マザーボードの予約受け付けを開始、東京・西早稲田のPCショップ 高速電脳と新潟のパワーアシストもRIMMとセットでi820搭載マザーボードを販売するとホームページ上で予告している。
さらにPCiN秋葉原では、RIMMを実際に装着したPCのデモを店内で始めている。デモ機は、800MHz動作の64MB RIMMとPentium III 733MHzを搭載したPCで、実際にそのPCを操作することでそのスピードを体感できる。残念ながら使用しているマザーボードやチップセットについては明らかにされていない。同店は店頭に「評価機ですのでたくさんの人に触れてもらいたいです」と書いた貼り紙を出し、デモ機の存在をアピール中だ。RIMMにどれだけ魅力があるのか、あるいはないのか、まずは体感レベルでチェックすることはできそうだ。
メルコも16日からRIMMを出荷開始すると公式に発表しており、うまくいけば来週はi820マザーとRIMMの販売が同時に始まっているかもしれない。
□Rambus対応メモリ「RDシリーズ」を世界一斉発売(メルコ)
http://www.melcoinc.co.jp/what/html/99037_1.html
□パーツ堂
http://www.parts-do.co.jp/
□高速電脳
http://www.ko-soku.co.jp/
http://www.ko-soku.co.jp/PVT.htm
□パワーアシスト
http://www.power-assist.co.jp/
http://www.power-assist.co.jp/others/news.htm
[撮影協力:USER'S SIDE本店とPCiN秋葉原店とTWO-TOP秋葉原1号店]
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