RIOWORKS製i820マザー「PU82A」とDIMM変換カード展示中
展示中の「PU82A」はRIMMスロット3本、AMRスロット1本、PCIスロット5本という構成のマザーボードで、ISAスロットは持っていない。RIMMスロット3本というと、i820発表遅延の原因ともなった問題のある構成のはずだが(RIMMを3本フル実装した場合などに障害が出ると言われている)、RIOWORKSは問題なく動作すると説明しているという。なお、基板の色はRIOWORKS得意の黒ではなく、一般的な緑色になっている(配線部分は黄土色)。RIOWORKSがWebで公開している製品情報によると、FSBは150MHz以上まで設定可能なようだ。
気になるのは「Safe Mode」というジャンパーが用意されていることで、マニュアルによると、これはCPUのクロックを強制的に内部2倍の設定にするジャンパーで、ユーザーによるクロックアップ設定でブートに失敗してしまうような場合に使うと書かれてある。固定であるはずのCPUの内部倍率がこれで変えられるのだとすると、なかなか画期的な機能ではある。
また同店では「PU82A」の展示と同時にRIOWORKS製のRIMM-DIMM変換ライザーカード「R2D」も展示中。これは12月中旬に入荷するという。予価は「PU82A」が25,800円、「R2D」が5,800円。いずれも同店の3Fで展示されている。実物を見たいという人にはいいチャンスだ。
【'99/11/6】RIOWORKS製i820搭載マザーが16日発売と予告が出る
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/991106/etc_rioworks.html
□PU82A(RIOWORKS)
http://www.rioworks.com/product/Intel820/pu82a.htm
[撮影協力:フェイス]
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