Microstar製i820搭載マザーなどのサンプル展示中
まず目につくのはi820チップセット搭載の3製品。「MS-6192」はRIMMとDIMMのスロットを2本ずつ持つマザーボードで、「MS-6184」はさらにUltra2 SCSIインターフェイスをオンボード(Symbios 53C896チップ)にした製品。ただし、いずれもまだ発売日や価格は未定という。さらに、「ナゾのプロトタイプ ご質問はかんべんしてください」と書いた貼り紙付きで展示されている製品もあり、このマザーボード上には「MS6187 VER:0B」と型番がシルク印刷されていた。目視で確認した限りでは、単にRIMMスロットを3本備えたi820チップセット搭載マザーボードのようだ。
440BXチップセット搭載マザーボードでは、PROMISEのUltra ATA/66コントローラーを搭載した「BX MASTER」が展示されている。この製品はFSB設定や電圧調整など豊富な調整項目を持つのが特徴。ただし、これも発売日は未定。
Athlon用マザーボードとしては、先週のCustom PC WORLD'99でも展示されていたmicroATXの「MS-6191」が展示中。実際にmicroATX用のケースに入れて展示されているので、その小ささをすぐに確認することができる。これも発売日は未定という。
Socket 7系では、MVP4チップセット搭載でFlexATXの「MS-5194」、AladdinVチップセット搭載でFlexATXの「MS-5185」が展示中。さらにはアキバで初の登場となるSiS630チップセット搭載のSocket 370対応マザーボード「MS-6189」も展示されている。SiS630はEthernetやビデオも含めて全部1チップに統合してしまったPentium III/Celeron用の最新チップセット。小さなチップセットを搭載しているというだけあり、このマザーボードもFlexATXのフォームファクタを採用している。ただし、これらもすべて発売日は未定だ。
このほかi810Eチップセット搭載マザーボードを採用したベアボーンキットなど、今後発売予定のMicrostar製品が多数展示されている。同店によると、今後もこのコーナーでMicrostarの新製品を積極的に展示していくとのこと。常に新しいものを求めるパワーユーザーにとっては要チェックのコーナーになりそうだ。
なお、現在同店では店内改装記念セールを実施している。
[撮影協力:ツクモ10号店]
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