フロントアクセスのユニークなPCケース展示中
ケースはマザーボードやカードなどを全て手前から引き出してメンテナンスできる構造になっており、ちょうど一般的なATX用ケースの前後を逆転させたような格好になっている。後はのっぺぼうで、電源は正面から見て左側面につけられている。結果的にケーブル類は全てフロントで扱えるようになり、中身をいじりたければそのまま手前にベースユニットを引き出すだけで、5インチベイを除くマザーボードを含めたパーツが全てごっそり出てくる仕組み。現在展示しているのはスチール製のケースだが、来週には第2弾として、オールアルミ製のタイプが展示される予定とのこと。スチール製は12日(日)までクリアケースの中に入れられたまま展示され、オールアルミ製は18日(土)と19日(日)に実際にさわれるような状態で展示される予定。
このケース、実は約1年前にもエーオーケーという会社が発表した時点で紹介しているのだが、結局は企画担当者らがルーポという会社で独立し、そこでやっと製品化されることになったのだそうだ。
同店では、ケース単体については当面受注発注の形で注文を受け付け、スチール製は39,800円、アルミ製が49,800円になる予定とのこと。また、ルーポ自身もネット上で予約を受付中で、このケースを採用したオリジナルPCも予約を受け付けている。展示中のPCはPentium III 677MHz/Microstar BX Master/HDD 15.3GB/128MB メモリ/G400 Dual Headなどのスペックで179,800円。ケースも含め、詳細な仕様については同社のWeb上に詳しく掲載されているので、興味のある人は参考にしてみるといい。
常にPCの構成をいじってばかりいる人なら、こんなオールフロントアクセスのケースが最適かもしれない。
[撮影協力:JC-WORLD]
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