この製品は、独VisuMotionの3D技術「Parallax Barrier Technology」を採用したVMJ製液晶ディスプレイ。この技術は、液晶パネルに特殊フィルタを貼り付けることで格子状の“隙間”を設け、左目用の映像と右目用の映像に分離する、というもの。
製品形態は、フィルタを装着した専用ディスプレイ「22" PB 3D Display」と、各種3D動画ファイルの再生に対応したソフト「3D Movie Center」、対応ソフトを立体視できる「DeepOutside3D.Z」の3つが個別に発売されており、今回はこれら3つがセットで販売されている。
利用のポイントになりそうな立体視ソフト「DeepOutside3D.Z」はDirect3D 9/10/11などのソフトを立体表示できるもの。今回販売されるセット品では、Adobe Reader 3DやGoogle Earth、Grand Theft Auto IVなど10種類のプロファイルが利用可能だが、「他のソフトは非対応」(ショップ)とのこと。
ただし、VMJが用意する上位バージョンではプロファイルを自作することも可能とされる。
液晶そのものの解像度は1,680×1,050ドット。立体視できる最適距離は80cmとされている。入力コネクタはDVIとVGA。
ドスパラ アキバ店では展示も行われている。
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