Sandy Bridge搭載PCが条件付きで販売再開
[2/11号]
Sandy Bridgeを搭載したショップブランドPCの販売を一部ショップが再開した。11日(金)時点で販売再開を確認したショップはmouse computer秋葉原ダイレクトショップパソコン工房 秋葉原本店フェイス 秋葉原本店TWOTOP秋葉原本店

いずれのショップもBTOに対応するほか、即納モデルの店頭販売も行なっている。ただし、BTOではHDD/SSDが複数台搭載できないほか、選択できるパーツの種類が通常より少ないといった制限があるので注意が必要だ。

●不具合ポートを封印して出荷

Intel 6シリーズチップセットのリコールにより、秋葉原の店頭では1日(金)以降、搭載マザーボードやショップブランドPCの販売が中止されていた。現時点でもチップセットの不具合は解消されていないが、販売を再開したショップによれば「6Gbps SATAポートには不具合はないため、このポートのみを使った構成でPCを製作し、販売を再開することにした」という。

実際に、TWOTOP秋葉原本店パソコン工房 秋葉原本店フェイス 秋葉原本店の3店では、不具合のある3Gbps SATAポートにテープを貼って封印し、使えない状態にして出荷している。

また、mouse computer秋葉原ダイレクトショップも同様に「(6Gbpsに対応した)0番と1番のSATAポートのみを使用し、(3Gbpsに対応した)2~5番のSATAポートにはデバイス等を接続できないよう加工して出荷する」という。

ただし、通常より使用できるSATAポートが少ないため、各店とも、BTO時に複数台のHDD/SSDが搭載できない、RAID構成ができないといった制限が設けられている。

ほかにも制限はあり、TWOTOP秋葉原本店パソコン工房 秋葉原本店フェイス 秋葉原本店の3店は、「通常、BTOでは任意のマザーを選べるが、今回はショップブランドPC専用のマザーボードしか選べない」としている。mouse computer秋葉原ダイレクトショップも「CPU、マザーボードなどのメインパーツは変更できない」という。


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