インテル初の6Gbps SATA-SSDが発売、公称最大500MB/s
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※(2/28更新)発売を確認。

6Gbps SATAに対応したIntel製2.5インチSSD「Intel Solid-State Drive 510 Series」(以下510シリーズ)が発売された。

実売価格は120GBモデル「SSDSC2MH120A2K5」が25,000~27,000円前後、250GBモデル「SSDSC2MH250A2K5」が53,000~56,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●インテル初の6Gbps SATA-SSD、公称速度は最大500MB/s
搭載コントローラはMarvell製

510シリーズは同社製SSDとしては初めて6Gbps SATAに対応した製品。公称の最大データ転送速度も従来の3Gbps対応製品より大幅に向上しており、250GBモデルがリード時500MB/s、ライト時315MB/s、120GBモデルがリード時450MB/s、ライト時210MB/sとなっている(いずれも6Gbps接続時)。250GBモデルの速度は高速SSDとして人気が高いPlextorの「M2S」(256GBモデル)をも上回る数値だ。

ただし、ランダムアクセス性能の指標となる最大IOPS値は従来製品のX25-Mより低く、リード時20,000IOPS、ライト時8,000IOPSとされている(X25-M 160GBモデルはリード時35,000IOPS、ライト時8,600IOPS)。

3Gbps接続時の公称最大データ転送速度は、250GBモデルがリード時265MB/s、ライト時240MB/s、120GBモデルがリード時265MB/s、ライト時200MB/s。NANDフラッシュメモリは34nmプロセス製造のMLCタイプを採用している。

採用コントローラはMarvell 88SS9174-BKK2で、これはPLEXTOR PX-M2Sシリーズや、CORSAIR Performance 3シリーズと同じもの。他社コントローラを採用したインテル製SSDもこれが初。なお、インテルのSSDユーティリティソフト「Intel Solid-State Drive Toolbox」も利用可能。

付属品はラッチ付きSATAケーブル、4ピン-SATA電源変換ケーブル、3.5インチベイ搭載用マウンタ、マウンタ固定用ネジ、ソフトウェア収録CD-ROMなど。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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