Sandy Bridgeマザーが販売再開、まずはASRockとBIOSTAR
[3/5号]
※(3/5更新)販売再開を確認。

Intel 6シリーズチップセット搭載マザーボードの販売がようやく再開、不具合修正済みの「B3」リビジョンのチップセットを搭載した製品が販売開始となった。

第1陣となったのはASrockとBIOSTARの計10モデル。さらにH67チップセットを搭載した新モデルや新チップセット「H61」を搭載した新モデルも発売、Sandy Bridge向けのLGA1155マザーボードは合計11製品から選べる状態に復帰している(販売再開モデルのうち1製品はLGA1156対応)。

なお、H67マザーボードの新製品については「今週見つけた新製品」を、H61マザーボードに関しては別記事を参照のこと。

●不具合改善版のB3リビジョンを搭載
価格や機能は従来同様

販売再開されたのはASRockの既存全製品(LGA1155マザー7種類+LGA1156マザー1種類)とBIOSTARのTP67B+、TH67+

これらの製品は1月のSandy Bridgeデビュー時に発売されたもので、製品名自体は同じ。ただし、チップセットは3Gbps SATAのエラッタが修正されたB3リビジョンに変更されており、各製品のパッケージや基板にもB3リビジョンの搭載を示すラベルが追加、旧製品との見分けが可能になっている。

なお、「新リビジョン搭載」として発売されたこれらマザーボードだが、価格や機能は従来同様。既に、1万円割れの安価なH67マザーボードから2万円越えの上位モデルが出揃っており、メーカーにこだわらなければ選択肢も十分にあるといえる状況だ。なお、発売時の価格などについては発売時の記事も参照のこと。

Intel 6シリーズチップセットは1月末のリコール以降、搭載マザーボードやショップブランドPCの販売が中止。2月中旬には不具合を残したまま“条件付き”でPCを販売するショップも現れたが、下旬には修正版チップセットを搭載したPCの受注が一部で再開。3月になり、ついにマザーボードの販売再開にこぎつけた格好だ。

なお、ASRockのほかASUS、GIGABYTEは既存のユーザーに向け、マザーボードの交換を開始している。


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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