スマートフォンと一体化、まるで携帯ゲーム機のようなルックスになるユニークなBluetoothゲームパッドが登場した。
英iControlPad Limitedの「iControlPad」で、実売価格は7,980~8,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
対応スマートフォンはiPhone 3/3GS/4やOptimus S、Nexus S1といったAndroidスマートフォン、Blackberry Touchなど。
●付属クランプでスマートフォンと一体化
ゲームパッドをサポートするAndroidアプリで利用可能
この製品はスマートフォン一体化用クランプを備えたBluetooth接続のゲームパッド。
「Bluetoothのゲームパッド」という点でもなかなか珍しいが、さらにユニークなのがスマートフォンを一体化できる固定クランプを備える点。これを使うことで、上部にスマートフォン(横向き)、下部にコントローラといった形の「携帯ゲーム機」を実現でき、まるで本物の携帯ゲーム機のようなルックスになる。
搭載するボタン類は方向キー、2個のアナログパッド、前面6個、背面2個のボタン類。
もっとも、実際にゲームを操作できるかどうかはゲームやOS側に依存する。
パッド側の仕様としてはHIDキーボードやHIDマウス、HIDジョイスティック、SPPモードなど複数のプロファイルで動作するとされ、「PCゲームパッドをサポートするAndroidアプリでなら利用できる」(メーカー)という。なお、iPhoneでは通常はキーボードモードで動作することになり、そのほかのモードで使うためにはJailbreakが必要になるという。「キーボードとして動作する」という説明から推測すると、iPhoneで直接操作できるゲームは少ないものと思われる。
電源は内蔵バッテリ(容量1,350mAh)で、USB経由での充電が可能。本体側面にはUSBポート(ミニB端子)が装備されている。
先週はゲームコントローラ一体型のスマートフォン「Xperia PLAY」が直輸入販売、さらにタッチパネル用の貼り付け式ゲームパッドも販売されており、スマートフォンがにわかにゲームづいてきた印象だ。