アキバでは複数のショップが行っている海外製SIMフリースマートフォンの直輸入販売だが、PCパーツショップ大手のドスパラがこれに参入、ドスパラ アキバ店とドスパラパーツ館が店頭販売を開始した。
販売開始当初は「通信カードとのセット販売」という海外ケータイでは珍しいセット販売も実施、新たな販売方法として注目されたが、このセット販売は13日(水)までに「諸々の事情により」(サードウェーブ)停止されている。
●「通信カード付きの割引プラン」を一時実施、その後中止に
同店が取り扱いを始めたのは、「PlayStationケータイ」ことXperia PLAYや、国内未発売のiPad 2、そのほかNexus Sなどの人気機種。店頭デモ機も設置している。
価格に関してもXperia PLAYが59,800円、iPad 2(16GB)が75,980円と比較的安い。
また、注目できる動きだったのが、12日(火)まで行われた「セット価格」。これは、「同店指定通信カードを同時購入し、回線契約すれば販売価格を割り引く」というもので、例えば、Xperia PLAYはセット価格なら25,980円で購入できると告知していた。Xperia PLAYの直輸入品価格はこれまで8万円~9万円ほどのため、「当初の支払い金額」という意味では劇的に安くなった計算。同じくセット割引で、「980円」と表示されていたスマートフォンまで存在していた。
ただし、この「セット販売」は、13日(水)に「諸々の事情により停止した」(ショップ)とのこと。現時点では海外製スマートフォンの単品販売のみを行っている。
なお、海外製スマートフォンを国内で利用する場合、法的には技適マークが必要になる。こうした海外製スマートフォンは、基本的に「事情を知っているマニア向け」と考えたほうがいいだろう。
また、保証についてはショップによる初期不良保証1週間のみになるとのこと。
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110402/etc_sony.html
[撮影協力:ドスパラ アキバ店]