mSATAコネクタの小型SSDがIntelから発売
※(5/13更新)実物の基板写真を追加。

超小型のmSATAコネクタを採用した、基板むき出しのIntel製SSDが発売された。「Intel Solid-State Drive 310 Series」(以下310シリーズ)に属する製品で、容量は40GBと80GBの2種類。

実売価格は40GBモデル「SSDMAEMC040G2C1」が8,480円、80GBモデル「SSDMAEMC080G2C1」が15,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●公称リードは170~200MB/s
ライトは35~70MB/s

310シリーズは2.5インチSSDの1/8サイズという小型パッケージを採用したSSD。

インテルでは「小型ながら2.5インチモデルと同等の性能を実現した」としており、最大データ転送速度は80GBモデルでリード200MB/s、ライト70MB/sを公称する。40GBモデルの公称最大データ転送速度はリード170MB/s、ライト35MB/s。採用NANDフラッシュは34nmプロセスのMLCタイプ。

ただし、本体はケースなどに収められておらず、基板やメモリチップなどがむき出しの状態になっているので取り扱いには注意が必要。本体サイズは50.8×29.85×4.85mmと、一般的なPCI Express Mini Cardとほぼ同じになっている(詳細な各部寸法は「Product Specification」で確認可能)。

なお、販売しているショップでは、具体的な対応PC、機種などは特にアナウンスしていない。

□インテル Solid-State Drive 310 シリーズ/Product Specification(インテル)
http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/310series/overview.htm
http://download.intel.com/design/flash/nand/324042.pdf
□関連記事
【2011年4月12日】Intelの新型SSD「320」が発売、X25-Mの後継品
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110416/etc_intel.html
【2011年3月5日】インテル初の6Gbps SATA-SSDが発売、公称最大500MB/s
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110305/etc_intel.html
[撮影協力:TSUKUMO eX.パソコンハウス東映]


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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