MI-E350TはCPUのE-350とA50Mチップセットを搭載したMini-ITXマザーボード。標準でACアダプタ電源による動作に対応しており、パッケージには出力60WのACアダプタが同梱されている。
また、冷却システムに薄型のブロワーファンを採用したり、I/Oパネルを1段タイプにしたりすることでマザー全体の高さを抑えているのも特徴。ファンレスではないものの、スリムタイプのMini-ITXケースなどと組み合わせてPCを自作したい人は要チェックだろう。
ただし、PCI ExpressスロットやDIMMスロットは非搭載。搭載スロット数はPCI Express Mini Card×2、SO-DIMM×1(シングルチャネルDDR3 1066、最大4GB)で、マニュアルでは2基のPCI Express Mini Cardスロットのうち、1基はSATA SSDの装着に対応するとされている(5/24追記:現行リビジョンでは対応しないことが判明)。
主な搭載機能はHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、3Gbps SATA(2ポート)、8チャンネルサウンド。付属品は60W ACアダプタ、I/Oパネルシールド、COMポート付きブラケット、専用Slimline SATAケーブルなど。
※記事公開当初、「PCI Express Mini CardスロットにSSDを装着できる」旨、記載しておりましたが、その後「現リビジョンでは対応しないことが判明した」(国内代理店のディラック)との連絡があったため、記載を変更しました(5/24)
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