「タッチで操作、ペンで入力」という、新しいスタイルで設計された高機能なAndroidタブレット「HTC Flyer」(以下Flyer)が直輸入で発売された。
タッチ向けには静電容量式センサー、ペン(スタイラス)向けには感圧式センサーを搭載するという凝った仕様が特徴だ。
実売価格は89,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●タッチとペンを組み合わせたタブレット
「画面キャプチャ→ペンでメモ→Evernoteで共有」なども可能、筆圧にも対応?
この製品は7インチ液晶パネル(1,024×600ドット)を搭載したタブレットで、タッチパネルのセンサーに静電容量式と感圧式の2つを同時に搭載しているのが特徴。一般的なタブレットは、タッチ入力に適した静電容量式か、ペン入力に適した感圧式のどちらか一方を搭載しており、両者を同時搭載するという製品はおそらく初。
さらにタッチ入力についてはマルチタッチにも対応。スタイラスについても、試用して検証した限り、どうやら筆圧対応になっている印象だ。ちなみにスタイラスは消しゴムボタン付きで、電源には単6電池を利用する。 標準アプリもこうした特徴を活かしたもの。「Webなどの画面をワンタッチでキャプチャ→そのままペンで書き込み→Evernoteで共有」といった作業を連続して行うことや、音声と手書きメモを同時に記録、メモ中の単語をクリックすることで、その時の音声を再生できるといったことが可能。
また、ペンで入力した後、タッチでスクロールする、ということも行える。