ARMベースのタッチ液晶付きLinuxキットが発売 Androidもインストール可
Linuxを搭載したARMベースの完成品キット、「mini-2440」が発売された。メーカーはMini-Box.comで、実売価格は14,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Andoroid/Windows CEへの対応をうたうほか、制御系を含む多数のソフトを標準搭載。実験用としてはなかなか面白い製品といえそうだ。

●タッチ液晶を搭載したARMキット

この製品は、ARM系CPUを搭載した小型基板に3.5インチタッチ液晶を組み合わせたもの。標準でLinuxがインストールされており、Linuxをそのままタッチで操作可能。

搭載CPUはSamsung S3C2440A 400MHz(最大533MHz)で、メモリ容量は64MB、フラッシュメモリはNAND 256MB(ストレージ用)、NOR 2MB(BIOS用)。搭載デバイスは、サウンド、USB(ホスト/スレーブ)、LAN、シリアル、SDカードスロット、ユーザーLED/ユーザーボタン、20ピンカメラインターフェイス、PWMビープなど。液晶画面の解像度は320×240ドット。タッチ液晶は感圧式と見られ、付属のスタイラスでも操作可能だ。

GUIのランチャーを確認すると、エディタ、ビデオ/画像ビュア、音楽プレイヤー、VNCといった実用ソフトや、Mine Hunt、Snake、Asteroidsといったゲーム、さらに、ハードウェア制御ができるとみられる「LEDs」「PWM-Buzzer」といったソフトが確認できた。

メーカーでは「Windows CE/Androidにも対応する」と告知しており、Windows CEについては「付属CDにはインストーラーらしき実行ファイルがあった」(ショップ)とのこと。

付属品はスタイラスや10WのACアダプタ、「JTAG」と書かれたインターフェイスコネクタ、CDなど。

売れ行きは「非常に好調」(ショップ)とのこと。

□製品情報(Mini-Box.com)
http://www.mini-box.com/mini2440v2
□関連記事
【2011年5月14日】ARMベースの液晶付きLinuxキットが来週発売 Androidもインストール可
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110514/etc_minibox.html
[撮影協力:オリオスペック]


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※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
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