Windows Home Server 2011の発売イベント実施、スマホとの親和性や「実力を発揮できるチューナー」を解説
DSP版Windows Home Server 2011の発売を記念したイベント、「Windows Home Server 2011 ラウンチイベント」が21日(土)に開催された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])。

イベントではHome Serverに詳しいライターの清水 理史氏や「改造バカ」こと高橋 敏也氏、そしてWindows Home Serverの認定MVP(Microsoft Most Valuable Professional)である岡部 義浩氏/貞 祐光氏/金輪 直道氏などが登壇。

新バージョンでのスマートフォンへの親和性の高さやDLNA互換の配信機能や「地デジ対策」、そして従来ユーザー向けの移行ガイドなどを解説した。

●スマートフォンへの親和性を解説

まず、興味深いアピールだったのがスマートフォンへの親和性の高さ。

これについては、「(1)標準搭載されたDLNA機能と、スマートフォン側のDLNAクライアントアプリを利用する」「(2)新たに用意されたスマートフォン専用デザインのリモートアクセス用Web画面を利用する」「(3)Windows Home Serverにアドインをインストールし、スマートフォン側にも対応アプリをインストールして利用する」という3つのパターンが示され、画像や動画などがスマートフォンから利用できることをアピール。

なお、会場にはフリーでアクセスできる無線アクセスポイントとWindows Home Serverの実機も用意されており、窓辺ななみの壁紙や動画CMなどを視聴/ダウンロードできるようになっていた。

●「非常に親和性が高いチューナー」との併用で実力を発揮
スマートフォンでの視聴が便利に

また、「地デジ対策」として語られたのも興味深い内容。

まず語られたのは、バッファロー製チューナーとサイバーリンク製配信ソフトを使って、TV番組を録画/配信できることや、アイ・オー・データの地デジアダプタ「テレキング」を装着、LAN内に配信している例などだが、その後、雑談的に話題になったのが「このへんで売られている、非常に親和性が高いチューナー」(登壇者)との組み合わせ。

このチューナーの製品名は「ここではお話しづらい」として示されなかったが、登壇者によると、その製品と組み合わせることで、本来のWindows Home Server 2011の機能/性能を発揮できる状況になり、例えば、スマートフォンやSilverlightで外部から視聴する際も解像度やフォーマットを気にしなくてよくなるなど、利便性が高まるという。ただし、Androidは機種ごとに細かい問題があるため、注意が必要なんだとか。


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