Windows Home Server 2011の発売イベント実施、スマホとの親和性や「実力を発揮できるチューナー」を解説
なお、Windows Home Server 2011では「そこらへんで売ってる“いけない製品”で抜いた、本来できちゃいけないファイル(なんたらTSファイル?)も、サムネイルが表示されるようになっている」という。

●高橋氏は自作術をアピール、UPSなどの解説も
萌えキャラ(?)「鯖たん」登場

また、「改造バカ」こと高橋敏也氏のセッションでは、開始早々、「Windows Home Serverだって萌えキャラが必要でしょう!」と力説。

オリジナルの萌えキャラとして「鯖たん!!!」というコンセプトを紹介、知り合いに書いてもらったという没デザイン(著作権フリーで使っていいそう)や敏也氏自身が描いた先鋭的なデザインを複数紹介、会場の笑いを取っていた。

一方、メインの内容は「Windows Home Server自作術」と題し、RAIDやUPSを併用した構成を紹介する、というもので、中でも注目できたのはUPSの解説。

自宅でもAPCのUPSを使っているという同氏、注目されつつも、あまり詳しい知識が広まっていないUPSのポイントとして「UPSとはシャットダウンまでの時間を稼ぐもの」「矩形波タイプのUPSは、確かにPFC回路に負担をかけるが、“シャットダウンまでの数分間だけの供給”と考えるなら、UPSとしては機能するし、“無いよりはいい”と言える」「UPSは消耗品、うちでは2年でバッテリーを交換しているし、持っても5年」など、を説明していた。

●削除されたDrive Extenderの代替ソフトや、移行法も紹介

このほかでは、Windows Home Server 2011で削除されたDrive Extenderの代替がアドインでできることや、ベースOSがWindows 7世代になったことでWindows 7でのファイル転送速度が向上「一般的なNASには負けることはなくなった」(清水氏)こと、アドインを併用することでサーバの電源をスケジュール管理でき、計画停電のスケジュールファイルを取り込むこともできること、さらにはWindows Home Serverのバージョン間での移行方法/併用方法や、「自作の祭典」で受賞したサーバPCなども解説された。

なお、こうした情報やハードウェアの互換性情報などは、Facebookに開設されたコミュニティでまとめているとのこと。


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