搭載チップセットはIntel H67 Express。実売価格は26,800円前後だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●SandyBridge向けでは初の小型自作キット
電源は80 PLUS BRONZE
SH67H3はLGA1155対応CPUが搭載可能なキューブタイプの小型PC自作キット。
同社のキューブPCキットの新製品は2010年9月発売の「SA76G2 V2」以来で、SH67H3ではフロントUSB 3.0ポートなどを備えた新デザインの筐体が採用されている。
フロントのデザインは従来の「J」シリーズとは異なり5インチベイに開閉カバーがないシンプルなもの。大きさはJシリーズより若干小さく、サイズは幅196×高さ208×奥行き323mm(底面のラバーフットを除く)となっている。
CPUの冷却システムには、背面のケースファンとヒートパイプにより冷却を行なう「Integrated Cooling Engine 2(I.C.E.2)」を採用。電源は80 PLUS BRONZE認証の300Wモデルが搭載されている。
拡張カード用スロットは2基で、2スロットサイズのビデオカードにも対応。スロット数はPCI Express x16×1、PCI Express x1×1、DIMM×4(DDR3 1333、最大16GB)。このほか、日本語の製品情報には明記がないが、PCI Express Mini Card×1も基板上に用意されている。
主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(前面/背面に各2ポート)、eSATA/USB 2.0(前面1ポート)、7.1チャンネルサウンド。映像端子はHDMIとDVIを装備している。
省電力タイプのSandy Bridgeにも対応しており、TDP45WのCore i5-2500Tでも利用することが可能。また、PC DIY SHOP FreeTによると、TDP65WのCore i7-2600Sでも動作したという。