この製品は液晶ディスプレイに後付けしてタッチ入力機能を追加できるキット。キット内容は、抵抗膜方式のタッチパネル本体とスタイラス、ドライバ収録CDなど。

肝心の取付け方法は、「画面に被せてマジックテープ付きバンドで固定する」という簡単なもの。実際に取り付け作業をしてみても、5分とかからず設置可能だった。

ただしその反面、利用感は独特のもの。構造上、ディスプレイ表面 - タッチパネル間に隙間（液晶ディスプレイのフレーム厚さ分）があるため、この隙間の分、操作感が「浮いた感じ」になる。具体的には、視点によって表示位置とタッチ場所の対応が微妙にズレるため、視点を固定しない限り、厳密な位置でのタッチは難しい。

精度については、付属ソフトで細かなキャリブレーションも行えるが、「細かい操作を行う」というよりは「簡単な操作を行うための製品」と考えた方がいいだろう。

タッチパネルの主なスペックは、センサー解像度4,096×4,096、応答速度10ms、操作エリア411×231.6mm。対応ディスプレイサイズは22インチワイドタイプ（液晶パネルサイズは18.5インチ）。なお、スタイラスを使わずに指先などで操作することもできる。

PCとの接続インターフェイスはUSB。本体表面の右上にはスタイラス収納部を備えている。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000。

□Touch Panel Flame for 22"16：9 Monitor/製品レポート/ニュースリリース（アスク）
http://www.ask-corp.jp/products/awesome/touch-panel/atp2150.html
http://www.ask-corp.jp/guide/awesome_electronic_atp2150.html
http://www.ask-corp.jp/news/2011/05/awesome-electronic-atp2150.html

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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110521/etc_atp.html