実売価格は22,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●SABERTOOTH初のAMD向け
SABERTOOTHシリーズは「過酷な環境にも対応できる」のがウリのASUSのマザーボードシリーズ。P55チップセットの初代モデル以来、X58、P67とIntelプラットフォームの製品のみが発売されていた。
今回の製品は、AMD 990FX+SB950チップセットを採用したATXモデル。
「タフさ」については、チョークコイルや固体コンデンサ、MOSFETといった電子パーツに高耐久モデルを採用したほか、チップセットなどのヒートシンク表面をセラミックコート、放熱性を向上する「CeraM!X - Heatsink Coating」技術も利用。製品テストもサーバーグレードで実施されているという。
このほか、電力管理チップ「E.S.P.」や、EFI BIOSの採用もウリ。
マザーボードの基本スペックは、オンボードデバイスが8ch Sound、1000Base-T LAN、IEEE 1394、USB 3.0(ASMedia)などで、拡張スロット数がPCI Express x16が4本、PCI Express x1が1本、PCIが1本で、メモリスロットがDDR3 DIMM×4。Quad SLIや4GPU構成でのCrossFireXにも対応している。
なお、AMD 9シリーズチップセットのSLIは、利用出来るビデオカードのドライバが無く、実質的に利用できない状態だったが、20日にNVIDIAが公開したベータ版ドライバ(275.50)では対応が謳われている。
●AM3+のASUS製ゲーミングマザーも同時発売
「Crosshair V Formula」
また、ASUSからは同じくSocket AM3+を採用したゲーミングマザーボード「Crosshair V Formula」も同時発売されている。実売価格は27,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。