従来モデルにはないTurbo Coreのサポートがうたわれているのが大きな特徴で、通常クロックは3GHz、Turbo Core時3.4GHzとされている。キャッシュ容量は合計8MB。
さらに、非公式ながら6コア化が可能という点も特徴。複数のショップがテストを行なったところ、一部のマザーボードでBIOS設定を行なうことなどで、動作コア数を通常の4から6に増やすことができたという。
現時点で、ショップが6コア化を確認したマザーボードはASRockの「890GX Extreme4」、ASUSの「M5A88-V EVO」、GIGABYTEの「GA-990FX-UD3」の3製品。
ただし、「複数のCPUで試したが、6コア化できないCPUや、6コア化できてもOSの起動ができないCPUがあった」(ショップ)としており、全てのCPUが必ず6コア化できるわけではなく、またショップも6コア化できることを保証しているわけではないので注意が必要。
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