コードネーム「Llano」で呼ばれていた、Socket FM1対応のデスクトップPC向けFusion APU「AMD A」シリーズが3日(日)発売される予定となった。

ショップでは告知POPの掲示も始まっている。

今回発売が予告されたのは、クアッドコアのA8-3850(クロック2.9GHz、TDP 100W、Radeon HD 6550Dコア)とA6-3650(クロック2.6GHz、TDP 100W、Radeon HD 6530Dコア)の2種類。予価は13,980円と11,980円前後。

今回予告された「AMD A」シリーズは、メインストリームでは初のFusionで、CPUコアにはPhenomを改良した新型コア「Stars」を、GPUコアにはDirectX 11対応のRadeon HD 6000シリーズを採用。「ゲームもできるGPU」を内蔵した新しいポジションのCPUといえる。

GPUコアには動画再生支援機能のUVD3も備えるほか、外付けビデオカードの使用時に負荷を分散させることでパフォーマンスを向上させる「Dual Graphics」にも対応している。対応チップセットは「A75」と「A55」で、A75搭載マザーについては27日(月)に発売済みだ。

現時点でのCPUラインナップはPC Watchの記事を参照のこと。

なお、AMDでは「ゲームもできるGPU内蔵CPU」をアピールすべく、初回出荷分にカーレースゲーム「DiRT3」(英語版)のダウンロードクーポンを添付するキャンペーンを実施予定。また、ショップ店頭では店頭デモも実施中だ。