ゲーマー向けキーボードに新タイプ、片手でも両手でも便利に操作
親指で操作できる独自キーなどを搭載したMMORPG向け英語キーボード「Anansi」がRazerから登場した。

本体の左側に独自キーが集中しており、右手でマウスを操作しながら左手で様々な操作が行なえる。もちろん普通のキーボードとしても利用可能だ。

実売価格は10,500円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

●「片手キーボード」でも「両手キーボード」でも利用可能
親指シフト復活?

Anansiは英語配列のゲーム向けUSBキーボードで、MMORPGに特化しているというのが特徴。

本体手前の左側に備える7個の「MMOサムモディファイアキー」では、「Shift」「Ctrl」「Alt」や「Shift+Ctrl」などの入力が可能で、これらのキーを親指で操作することで、左手のみでゲームでのコマンド/ショートカット入力などが行なえる。

「親指位置にあるシフトキー」といえば、古くからある「親指シフト配列」が有名だが、この製品も「入力向け」として似たようなコンセプトで使える可能性もある。

さらに、本体の左脇には5個の「ゲーミングホットキー」も装備。これらにコマンドなどを割り当てることで、左手でキーボードによるコマンド/ショートカットの入力、右手でマウスの操作といった具合に、役割を分担させることができる。

このほか、ドライバソフトを導入することで、「Fn」キーを除く全キーの割り当て変更や、マクロの割り当てといったことも可能という。設定内容などはプロファイルに保存でき、最大20個のプロファイルをゲームごとに切り替えられる機能も備えている。

なお、オンラインゲームのプロテクトにより、ソフトの動作が制限される場合もあるとのこと。また、マクロ機能の使用は、オンラインゲームの利用規約に違反する場合もあるので注意してほしいとしている。

本体サイズは幅515×高さ22×奥行き190mm。対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.5~10.6。


[次page|戻る]
[トップへ戻る]
※上記価格は編集部独自調査によるものです。この価格で販売されることを保証するものではありません。
AKIBA PC Hotline! Copyright (c) 2011 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.