この時期のソフトでは当たり前のことだが、機種によって画面レイアウトが違う。これはPC-8001mkII版だが、PC-8801版では画面上に人物のグラフィックが並んでいる。『手掛りを探せ!』は、移動できる場所が2階の廊下と6部屋だけという狭さで、ゲーム進行とともに死体が見つかっていく様が簡易なグラフィックで表示される。しかし、だからこそ頭の中で自由に想像し、ストーリーを勝手に盛り上げることもできた。この当時のゲームに対して、“そうしないとゲームがつまらなかったんでしょ?”と言う人もいそうだが、そうではなく“想像力を膨らませられる余地があったことも楽しめた要因の一つ”と主張したい。

この時期のソフトでは当たり前のことだが、機種によって画面レイアウトが違う。これはPC-8001mkII版だが、PC-8801版では画面上に人物のグラフィックが並んでいる。『手掛りを探せ!』は、移動できる場所が2階の廊下と6部屋だけという狭さで、ゲーム進行とともに死体が見つかっていく様が簡易なグラフィックで表示される。しかし、だからこそ頭の中で自由に想像し、ストーリーを勝手に盛り上げることもできた。この当時のゲームに対して、“そうしないとゲームがつまらなかったんでしょ?”と言う人もいそうだが、そうではなく“想像力を膨らませられる余地があったことも楽しめた要因の一つ”と主張したい。