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2008年08月08日
MonsterTV HDUS用の最新ドライバが店頭配布中
「ソフトウェアを故意に改ざんすると、本来持ち合わせている機能が正常に動作しなくなる」(エスケイネット)として出荷停止中のエスケイネット製USB地デジチューナー「MonsterTV HDUS」の最新ドライバCDがショップ店頭で配布されてます。このドライバはWeb未配布の最新版で、「セキュリティの不具合やバグなどが修正されている」(ショップ)とのこと。
配布を確認したショップはソフマップ 秋葉原 パソコン総合館/ソフマップ 秋葉原 リユース総合館(スタッフに要問い合わせ)、ZOA 秋葉原本店(USBメモリなどを持参する必要あり)で、このほか、TSUKUMO eX.でも在庫販売分に同梱して販売してました(既に完売)。
□関連記事
【2008年7月30日】SKnet、地デジチューナ「MonsterTV HDUS」の出荷を停止 (AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080730/sknet.htm
Ritek製SSD「NSSD-S25-32-C04M-PN」を試す -OS起動時間編-
ちょっと間が空いてしまいましたが、安価で高速なSDD「Ritek製SSDレビュー」の後編をお伝えします。今回はOSの起動時間編なので、ベンチマーク結果などは前回をご参照ください。下の動画は前回テストに使った環境とほぼ同じ、CPU Core 2 Quad Q6600、マザーボード P5K-E、メモリ 4GB(DDR2 2GB×2枚)、光学ドライブ×1、SSD×1(起動ドライブ)という構成に、Windows XP Professionalをインストールした時の起動の様子です。最低限のドライバ(チップセットとビデオカード)のみをインストールしたOSが軽い状態でテストしました。
正直激遅です。ベンチマークの数値が良かっただけに「そんなばかな!」と思い何回かやり直しましたが、結果は大してかわらず。
この環境でRitek NSSD-S25-32-C04M-PNを使用した場合は起動時間がものすごくかかってしまうようです……。これだとHDDの方が速いですね(苦笑)。
▼環境に左右される起動時間、場合によってはi-RAMを超える?
起動時間が遅いのは相性という可能性もあるので、ほかの環境でもテストしてみました。少しでも使い物になる起動時間になるといいな~ということで、ここから下の動画はnliteで軽量化したWindows XP Professionalを使ってテストしています。軽量化の内容は、個人的に不要なアプリケーション(セキュリティセンター、ゲーム、メッセンジャー)、画像や音声(壁紙、サンプルミュージック)、各種不要なドライバなどを削除した程度で、大きくは変えていません。
軽量化したOSを使い自宅のメインPCで試したところ、一発目から驚く結果が出ました。下の動画はCPU Core2 Duo E8400、マザーボード P5N32-E SLI、メモリ 4GB(DDR2 2GB×2枚)、光学ドライブ×1、HDD×2、SSD×1(起動ドライブ)という構成での起動の様子です。
起動時のバーが1目盛りも進みません(笑)。i-RAMでもRAID 0にしないとこんな速度はでないので正直ビビリました。一つ目の動画で激遅だったのはなんだったのでしょうか……。
もう一つはCPU Core2 Duo E6850、マザーボード GA-G33M-DS2R、メモリ 2GB(DDR2 1GB×2枚)、SSD×1(起動ドライブ)とSSD以外のストレージが無い状態の起動の様子です。ストレージが少ないことによるBIOS上のデバイス認識時間の短さと、見えにくいのですがOSが起動した後の砂時計の動きにご注目ください。
ほとんど見えませんが、起動後「ようこそ」画面が消えた直後に砂時計の表示は一瞬で消えています。普通は起動後に砂時計がしばらく表示され待たされるものですが、この環境では起動直後から操作可能となっています。
軽量化したOSの効果なのか調べるために、激遅だった環境でも軽量化OSでテストしてみました。
多少速くなったものの、やっぱり遅いですね。何かの相性なのか、マザーボードが故障しているのか……。この環境にSSDは宝の持ち腐れなようです。仕事場で使用しているPCなんですがね~(苦笑)。
▼環境を選ぶが速度面は優秀、唯一惜しい点は耐久性が不明な点
起動の様子を動画でお伝えしましたがいかがでしょうか?2万円台という価格を考えるとベンチマークの速度、起動時間、体感速度ともにかなり優秀だと思います。起動時間に関しては環境さえ整えば現状最速といえるような速度ですしね。
これでSLCチップであれば万人にお勧めできるのですが、MLCチップの高速SSDは登場して日が浅く、耐久性などに関しての情報はこれから出揃っていく状況です。使用者が少ないので、仕事の大事なデータをいれたり人命にかかわる仕事に使用するのはまだ避けたほうがよさそうですが、人柱になるのが好きな人や、SSDの世界を知ってみたい人には遊べるアイテムになっています。高速ストレージに興味がある人は是非使ってみてはいかがでしょうか。
・おまけ
以下は個人的な経験からの話なので参考程度に読んでください。
OSの起動に関してですが、今まで自分が使用したマザーボードでは、Intel製チップセットの場合ストレージデバイスの接続台数が増えるとWindows XP起動時のバーが1台につき3~4目盛りほど増加する傾向があるようです。nForce系のマザーボードの場合は接続するストレージデバイスの影響をほとんど受けない模様。起動時間をとことん詰めたい場合はnForce系のマザーボードが向いているかもしれません。
また、ベンチマークに関してはnForce系チップセットよりIntel製チップセットの方がいい値がでる傾向があるようです。トップスピードを重視する場合はIntel製チップセットのマザーボードが向いているかもしれません。