パワレポ連動企画

パワレポがオススメする最新の自作PC ~ゲーミングプラン~

【自作PC再入門(49)】

DOS/V POWER REPORT 2016年5月号

 こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2016年5月号」の総力特集「10年前、5年前とはもはや別物! もう一度、PCをイチから作る。」を掲載する。

 第49回目では、スタンダードプランのビデオカードを最上位モデルに交換したゲーミングプランを紹介する。4K解像度にも対応できる高性能ゲームマシンだ。

 本特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2016年5月号は全国書店、ネット通販にて3月29日(火)に発売。総力特集のほか、コストパフォーマンスに優れたCPUクーラー定番のブランドを比較「超ハイコスパブランド品のデスマッチ! サイズ製CPUクーラー最強位決定戦」、ここの予算を抑えて別のパーツに回したいのが人情「このご時世、ここでコストを抑えたい アンダー1万円で探すお買い得電源」、サービス内容を確認して用途に合ったものを選ぼう「“どれでも一緒”は損します フォトストレージ、どれ使ってる?」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。

 今号の特別付録は2大小冊子。そのままでも、アレンジしても大満足!最新パーツはこう組み合わせろ!!「即戦力・自作PC作例集」と便利な資料、豆知識、自作カレンダーなどをいつも手元に「自作手帳2016 Googleカレンダー対応版」だ。


-もう一度、PCをイチから作る。-
高性能ビデオカードを搭載したゲーミングPC~ゲーム向けオススメ構成~


経験者のあなたに読んで欲しい
PC自作再入門マニュアル

ゲーミングプラン 高性能ビデオカードを搭載したゲーミングPC

 スタンダードマシンのビデオカードを高性能なものに変更したゲーミングマシンプランだ。

 ビデオカードには、4K環境も見据え、現状、最高クラスの性能を持つNVIDIA GeForce GTX 980 Tiを搭載したASUSTeK STRIX-GTX 980TI-DC3OC-6GD5-GAMINGを採用、あらゆるシチュエーションに対応できるようにした。

 なお、高性能ビデオカードの導入に伴い、電源ユニットはより高品質で大出力のものに、PCケースは前面にメッシュ構造を採用した冷却性能の高いものに変更している。

【使用したパーツ】
カテゴリー製品名実売価格
CPUIntel Core i5-6400(2.7GHz)24,000円前後
マザーボードASUSTeK Z170 PRO GAMING(Intel Z170)23,000円前後
メモリCFD販売 CFD Panram W4U2133PS-8G(PC4-17000 DDR4 SDRAM 8GB×2)10,000円前後
ビデオカードASUSTeK STRIX-GTX 980TI-DC3OC-6GD5-GAMING(NVIDIA GeForce GTX 980 Ti)96,000円前後
SSDMicron Crucial BX200 CT480BX200SSD1(Serial ATA 3.0、MLC、480GB)15,000円前後
PCケースCooler Master MasterCase 5(ATX)13,000円前後
電源ユニットSilverStone Strider Gold SST-ST85F-GS(850W、80PLUS Gold)20,000円前後
CPUクーラーサイズ 虎徹(サイドフロー、12cm角×1)4,000円前後
合計 205,000円前後

ビデオカード ASUSTeK Computer STRIX-GTX 980TI-DC3OC-6GD5-GAMING

■最高クラスのビデオカードを採用

 NVIDIAのGTX 900シリーズの最上位であるGeForce GTX 980 Tiを搭載した高性能ビデオカード。コアクロック(ブーストクロック)は1.075GHz(1.291GHz)、ビデオメモリ(バス幅)はGDDR5 SDRAM 6GB(384bit)、メモリクロックは7.2GHz。

 実売で9万6,000円前後と高価だが、最新ゲームを高解像度、高画質で楽しみたい人には選択肢の筆頭となる1枚だ。

電源ユニット SilverStone Technology SStrider Gold SST-ST85F-GS

■電源は高品質、大出力のものに変更

 80PLUS Gold認証を取得したフルプラグイン電源ユニット。

 定格出力は850W。PCI Express 8ピン補助電源ケーブルを4本装備しておりマルチGPUにも対応する。

【パフォーマンスをチェック】

■4Kゲーミング環境も構築可能

 2,560×1,440ドットの高解像度でテストを行なうFire Strike Extremeの結果を見るとGeForce GTX 980 Tiの性能の高さを実感できる。3,840×2,160ドットの4K解像度でテストを行なうFire Strike Ultraの結果もまずまずで4Kゲーム環境も十分構築可能だ。1,920×1,080ドットのフルHD解像度においては、Fallout 4のテスト結果が示すとおり、最新の3Dゲームでも最高品質で快適に楽しむことができる。

 なお、消費電力はかなり大きくなるので、電源の選択が重要となる点には注意したい。

【検証環境】

OS:Windows 10 Pro 64bit 版
アイドル時:OS 起動10分後の値
高負荷時:3DMark - Fire Strike を10分間ループ動作させたときの最大値
電力計:Electronic Educational Devices Watts Up? PRO
Fallout 4:一定のフィールドを移動中のフレームレートを「Fraps」で計測。垂直同期はドライバで強制OFF

【問い合わせ先】

Intel:0120-868686(インテル)/http://www.intel.co.jp/
ASUSTeK Computer:info@tekwind.co.jp(テックウインド)/http://www.asus.com/jp/
CFD販売:-/http://www.cfd.co.jp/
Micron Technology:-/http://jp.crucialproducts.com/
Cooler Master Technology:03-5215-5650(アスク)/http://www.coolermaster.co.jp/
SilverStone Technology:03-5298-3880(ディラック)/http://www.silverstonetek.com/
サイズ:support@scythe.co.jp /http://www.scythe.co.jp/


[Text by 滝 伸次]


DOS/V POWER REPORT 2016年5月号は3月29日(火)発売】

★総力特集「10年前、5年前とはもはや別物! もう一度、PCをイチから作る。」
★特別企画「超ハイコスパブランド品のデスマッチ! サイズ製CPUクーラー最強位決定戦」「このご時世、ここでコストを抑えたい アンダー1万円で探すお買い得電源」「“どれでも一緒”は損します フォトストレージ、どれ使ってる?」
★連載「最新自作計画 ~ガラスとLEDで“内部を見せる”マシン~」「自作初心者のための[よくある質問と回答]」「New PCパーツ コンプリートガイド」「激安パーツ万歳!」「髙橋敏也の改造バカ一台」「PCパーツ スペック&プライス」「全国Shopガイド」「DOS/V DataFile」
★ 特別付録「そのままでも、アレンジしても大満足!最新パーツはこう組み合わせろ!! 即戦力・自作PC作例集」「自作手帳2016 Googleカレンダー対応版」(雑誌のみ別途付録、電子版では本誌巻末に収録)

★ 雑誌を買うと電子版(PDF)を無料ダウンロード可能
★ 毎月700円(税込)で最新号が読める 直販電子版 月額プランも受付中
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(AKIBA PC Hotline!編集部)