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eスポーツ結果レポート:
DetonatioN FMが2連勝、RPGと同率1位に
~LJL2015 SEASON2 ROUND3&4試合結果~
(2015/6/8 00:01)
League of Legendsの6チームが総当たりで戦う日本独自の「eスポーツ」リーグ「LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2015」(以下LJL)シーズン2。3週目の今回は、ラウンド3とラウンド4のダブルヘッダーで行われた。
気になる試合結果であるが、ラウンド3はOzone Rampage(以下RPG)、Immortals 7th heaven(以下7h)、DetonatioN FocusMe(以下FM)が勝利。ラウンド4は7h、FM、RabbitFive(以下RF)がそれぞれ勝利し、7hとFMは1日2勝を記録している。
全体を通して「国際化組」の勝利が目立つ結果となった。やはり外国人選手やコーチがチームに与える影響は大きいようだ。また、「どのチームがRPGの独走を止めるか」にも注目が集まっていたが、7hがこれをいち早く成し遂げた。
先週ラウンド2で単独トップに躍り出たRPGだったが、ラウンド4で負けがつき、FMと同率1位という結果に。7hも勝利数では同率だが、ペナルティポイントのため順位は3位。そしてRFが4位、CROOZ Rascal Jester(以下RJ)が5位と続く。最下位のApeX R Gaming(以下ApeX)は4連敗を喫し、苦しい戦いを強いられている。
では、それぞれの試合について詳しく見ていこう。
順位(前日まで) | チーム名 | 勝数-敗数 |
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1位(→) | Ozone Rampage | 3-1 |
1位(↑) | DetonationN FocusMe | 3-1 |
3位(↓) | Immortals 7th heaven | 3-1(ペナルティ1) |
4位(↓) | RabbitFive | 2-2 |
5位(→) | CROOZ RascalJester | 1-3 |
6位(→) | Apex R Gaming | 0-4(ペナルティ3) |
●ラウンド3試合結果 |
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ApeX R Gaming ×―○ Ozone Rampage |
Immortals 7th heaven ○―× RabbitFive |
DetonationN FocusMe ○―× CROOZ RascalJester |
ラウンド3第1試合:ApeX R Gaming vs Ozone Rampage
試合開始時のランキングは1位と最下位。RPGがトップを独走するなか、ここでもしApeXが勝てばランキングは混戦必至。ApeXのLJL初勝利を望むファンも多く、注目の一戦となった。
試合は序盤からじわじわとRPGが攻め、開始10分過ぎにはファーストドラゴンを確保。トップの優位を活かしたいApeXだったが、RPGはレーン戦でキルを重ねつつ、順調にオブジェクトを獲得していき、25分ごろには1万ゴールド差がつく展開に。結局、オブジェクトも取られずデッドもゼロというLJL史上初の「パーフェクトゲーム」でRPGが完勝した。
RPGは連勝記録をどこまで伸ばせるかにも期待がかかっていたが、前シーズンから通算4連勝となり、ラウンド3終了時点で単独1位の座を守りきった。
ラウンド3第2試合:Immortals 7th heaven vs RabbitFive
第2試合は前シーズンからLJLに参戦したチーム同士の対戦。
初参戦でも強さを見せつけた両チームが、今シーズンはどのような戦いを見せるのかに注目が集まった。
試合展開は、開始直後から激しい戦いが繰り広げられ、オブジェクトも両者が順調に獲得。なんと試合中盤までグローバルゴールド差が1,000ゴールド前後で動き続ける「互角の戦い」となった。試合が動いたのは37分、7hが集団戦でRFを全滅させるとオブジェクトを立て続けに獲得。
7hはその後も慎重に攻め続け、勝利を手にした。
これにより両チームの対戦成績は2:1となり、7hがリードすることに成功。2連勝となった7hは、この勢いに乗って勝利を重ねていけるのか、引き続き注目だ。
ラウンド3第3試合:DetonatioN FocusMe vs CROOZ Rascal Jester
LJL開始当初から参戦しているベテランチーム同士の対戦。昨年のグランドチャンピオンシップの対戦カードでもあり、両チームのプライドをかけた戦いとなった。
まさに「プライドをかけた戦い」にふさわしい、逆転に次ぐ逆転劇。
序盤は比較的静かな立ち上がりだったが、中盤に入ると、両チームがオブジェクトを取り合う展開に。徐々にFMが優位を築き上げていったが、39分、RJが集団戦に勝利し敵チャンピオンは全滅。4つ目のドラゴンも獲得し、形勢逆転に成功する。そのままRJが押し切るかに見えたが、46分、FMが集団戦に勝利すると一気に攻め込みGG。FMが、見事な逆転勝利を果たした。
両チームの対戦成績は2:1となり、FMが一歩リード。FMは前シーズン、RJから苦杯をなめさせられていただけに、大きな勝利と言えるだろう。一方、RJは痛い2連敗。試合内容は悪くなかっただけに、悔しい敗北となった。
●ラウンド4試合結果 |
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Immortals 7th heaven ○―× Ozone Rampage |
DetonationN FocusMe ○―× ApeX R Gaming |
CROOZ RascalJester ×―○ RabbitFive |
ラウンド4第1試合:Immortals 7th heaven vs Ozone Rampage
奇しくもダブルヘッダー1戦目を勝利した勝者同士。なおかついわゆる「国際化チーム」の同士の対戦となった。7hのSSuN選手とRPGのDoad選手、2人の韓国人ジャングラー対決にも注目が集まった。
序盤はRPGが先にキルやドラゴン確保をするなど、若干有利ぎみ。しかし中盤、相手チームを全滅させる「ACE」の状況を両チームが相次いで見せるなど、五分五分の展開となり、そのまま一進一退に。そして39分、バロンバフを得た7hがインヒビターを破壊したあたりから徐々に7hペースに。最終的に44分の長丁場を制したのは7hとなった。
これにより、RPGの前シーズンからの通算連勝は4でストップ。一方の7hは、3連勝となった。また、両チームの対戦成績は1:2となり、7hがその差を縮めている。
ラウンド4第2試合:DetonatioN FocusMe vs ApeX R Gaming
世界の強豪チームと対戦した経験を持つFMと、今シーズンから新しくLJLに参戦したApeXの対戦。1日2勝を果たしたいFMと1日2敗は避けたいApeX、それぞれの思惑が交差する一戦となった。
しかし、ふたを開けてみれば試合はFMの一方的な展開に。レーン戦でもキルを出し、開始5分でドラゴンゲット。中盤以降もFMが攻撃の手を緩めず、集団戦にも勝利。きっちりオブジェクトを獲得し、FMが思い通りの試合展開に持ち込んでいく。結局、2万ゴールド近くグローバルゴールド差をつけたFMが勝利を収めた。
この日1日2勝の快挙を果たしたFMは、RPGと並んで同率1位となった。一方、ApeXは苦しい4連敗。しかしながら徐々に良いプレイも出始めており、引き続きLJL初勝利に期待したいところだ。
ラウンド4第3試合:CROOZ Rascal Jester vs RabbitFive
試合開始時点で4位同士の直接対決。負ければ5位転落となるため、両チームとも譲れない一戦となった。
両チームとも後半の集団戦を見据えているのか、序盤は大きな動きのない展開。
中盤からは、集団戦の勝利からのオブジェクト獲得という流れを両チームが交互に見せる接戦を繰り広げる。しかしグローバルゴールドで優位に立ったRFがじわじわと攻め始めると、34分には一気に敵陣に攻め込みネクサス破壊。最終的にRFが勝利を果たした。
同率4位の直接対決を制したRFが4位をキープ。RJとの対戦成績も0:3に広げる結果となった。RJは結局2連敗を喫したが、試合内容は悪くなかっただけに次回に期待したい。
ラウンド5は来週6月13日(土)
リーグの折り返しとなるラウンド5は、1週間後の6月13日(土)にオンラインで行われる。
注目の対戦カードは1位の直接対決となる「Ozone Rampage 対 DetonatioN FocusMe」で、このほかにImmortals 7th heaven 対 CROOZ Rascal Jester、ApeX R Gaming 対 RabbitFiveが予定されている。
1位争いはもちろん、入れ替え戦の対象になる5位/6位を逃れる動きも気になるところ。目が離せない対戦が目白押しだ。
編集部より
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