(2015/6/24 17:05)
インテルが18日に発売したデスクトップPC向けCPU「Broadwell-K」の発売記念イベントが、6月21日(日)に秋葉原UDXのサボニウス広場で開催された。会場では第5世代Core i7プロセッサーのBroadwell-Kと、第4世代Devil's Canyonの性能比較デモを実施したほか、秋葉原のPCショップ7店舗を巡って抽選に参加できるスタンプラリーも行なっていた。
また、ステージイベントとして、弊誌とDOS/V POWER REPORTによる共同イベント「帰ってきた!自作PCまつり in 秋葉原」も開催していた。今年1月に実施した初回から数えて5回目の開催。開催当初より“秋葉原”を全国出張してお届けするコンセプトで続けてきたイベントだが、“お届け元”秋葉原での開催ということで、「帰ってきた」と題している。メイン会場となったサボニウス広場のテント内には、これまで4都市で実施した際に製作したご当地PCも一同に展示した。
今回は、テクニカルライターや編集者によるトークセッションを秋葉原のPCパーツショップ5店舗で実施。Broadwell-Kの特徴となる機能や構造、第4世代との性能差について、様々な角度から解説した。
Broadwell-Kの特徴は強力な内蔵ビデオ機能と低TDP
メイン会場のセッションでは、ライターの鈴木雅暢氏がBroadwell-Kの概要について説明。今回発売した「Core i7-5775C」と「Core i5-5675C」の2モデルの特徴としては、内蔵GPU「Iris Pro Graphics 6200」が有するビデオ性能の高さと、65Wと低めのTDP、倍率クロックフリーである点を挙げたほか、LGA1150対応のマザーボードで使用できる点もコスト面でのメリットとして言及した。
パフォーマンスについてはDevil's Canyonの性能を上回るベンチマーク結果を提示している。消費電力は、GPUの高負荷時を除いて、アイドル時とCPUの高負荷時にDevil's Canyonを下回る省電力性を見せた。
“改造バカ”高橋敏也氏は、これまでの全国出張で起こったエピソードを披露したほか、ご当地PCを製作した際の苦労について振り返った。
雨天ながら盛況だった店頭セッション
各店舗でのセッションでは、今回参加したテクニカルライターの加藤勝明氏、鈴木雅暢氏、高橋敏也氏の3名が、Broadwell-Kのベンチマーク結果の比較や技術説明、Broadwell-Kを用いたPCの作例を披露した。
なお、店頭セッションの様子は28日(日)までニコ生のタイムシフト再生でも視聴可能。視聴者プレゼント(スティック型PC×2名さま)も用意している(応募ページ)ので、気になる向きは是非見て欲しい。
次回の自作PCまつりは広島!
このほかのイベントの様子は下記の通り。各セッション終了後には、Broadwell-Kを搭載したNUCやインプレスの書籍を賞品とした抽選会を実施した。
次回の「自作PCまつり」開催地はエディオン広島店。開催日時は27日(土)の13~17時の予定。詳細については告知記事を参照されたい。
なお、次回もニコニコ生放送を実施予定。事前のタイムシフト予約も受付中だ。