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薄型軽量の12型2in1「MateBook」が発売、2,048レベルの筆圧検知に対応

解像度は2,160×1,440ドット、Core m5搭載で税抜き98,800円から

 ファーウェイから同社初のWindows 10タブレットが登場、12インチの「MateBook」が発売された。薄型・軽量で、2,048レベルの筆圧検知に対応するほか、キーボードなどのオプションが用意されている。

 ラインナップはCPUやメモリ、ストレージ、OSの違いで複数用意されているが、店頭では、Core m5-6Y54(2コア/4スレッド,ベース1.1GHz/ブースト2.7GHz)やWindows 10 Home 64bitを搭載した「M5モデル」が発売されている。

 店頭価格(以下、全て税抜き表記)は、メモリ4GB/ストレージ128GBモデルが98,800円、メモリ8GB/ストレージ256GBモデルが109,800円。カラーはゴールドとグレーの2色。

 このほか、別売りオプションとして、キーボード「MateBook Portfolio Keyboard」(14,800円)、ペン「MatePen」(7,800円,後日発売)、HDMI/Gigabit Ethernet/USB Type-Cなどを備えた多機能ドック「MateDock」(9,800円)が用意されている。

 販売ショップはソフマップ 秋葉原 本館(メモリ8GB/ストレージ256GBモデルは未入荷)。なお、MatePenの発売日に関しては、複数のECサイトが29日(金)と告知している。

2,160×1,440ドットの12インチIPSパネルや

 MateBookは、12インチIPSディスプレイ(2,160×1,440ドット)や、2コアのCore mプロセッサ(最上位モデルはCore m7-6Y75を搭載)、Windows 10を搭載したタブレット型端末。ストレージはM.2 SSDが採用されている。

 本体の厚さが6.9mm、重量が約640gと薄型・軽量なのが特徴で、同じくCore mを搭載するMicrosoft製12.3インチタブレットのSurface Pro 4(厚さ8.4mm、Core m3モデルで重量約766g)より薄く、かつ軽い。フレーム部の幅が10mmと「狭額」なのも目を引く。本体サイズは194.1×278.8×6.9mm。

 2,048レベルの筆圧検知機能を備えているのも特徴。オプションのペンによる入力も可能で、同社は「滑らかで繊細な書き味と精確性を兼ね備える」と、センサー性能の高さをアピールしている。ペンにはレーザーポインターやページアップ/ダウンボタンも搭載されており、プレゼンでも使えるという。

 また、オプションのキーボードと組み合わせて、ノートPCスタイルで使うことも可能。キーボードの重量は約450gで、防滴にも対応するという。

 MateBookの主な搭載機能・インターフェイスは、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1、カメラ(約500万画素)、USB 3.0 Type-C、ステレオスピーカー、各種センサー(加速度、照度、指紋など)。指紋センサーは本体側面に装備されている。バッテリー容量は33.7Wh。

 付属品はACアダプタ、USB Type-Cケーブル、USB Type-C-Micro USB変換ケーブル、Micro USB-USB Type-A変換アダプタなど。

 なお、ファーウェイでは、今回発売された「M5モデル」のほかに、「M3モデル(Core m3-6Y30搭載,ECサイト専用)や「M7モデル(Core m7-6Y75搭載,8月以降発売)」、「法人向けM3モデル」「法人向けM5モデル」を用意している。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]