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NVIDIAの最強GPU「TITAN X」搭載PCがドスパラで販売スタート

FF14ベンチの4K最高画質スコアは8,789、Amazonでは単品販売が開始

 Pascalアーキテクチャの最上位GPU「TITAN X」を搭載したPCが登場、ドスパラのゲーミングPC「GALLERIA ZK」の受注販売がスタートした。BTO対応で、標準構成時の価格は税抜き329,980円。納期については「7日で出荷」としている。

Pascal世代の最上位GPUを搭載、GeForce GTX 1080を上回る性能

TITAN X搭載
GALLERIA ZKの内部
カード裏面
GALLERIA ZKの正面
FF14ベンチの結果
デモの様子
製品仕様
Amazon.co.jpの販売ページ

 TITAN Xは7月にNVIDIAが発表した新たなハイエンドGPU。Pascal世代のGPUでは最上位となるモデルで、馴染みのある「GeForce GTX」が名称から省かれ、シンプルな「TITAN X」へとリニューアルした。

 CUDAコア数やメモリ容量・インターフェイスなどのスペックはGeForce GTX 1080を上回る。CUDAコア数は3,584、クロックはベース1,417MHz、ブースト1,531MHz、メモリはGDDR5X 12GB、クロックは10Gbps、インターフェースは384bit、最大バンド幅は480GB/s。

 公称性能は11TFLOPS。また、メモリスペックについては「世界最速のメモリテクノロジー」とアピールしている。ちなみに、店頭で「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を走らせてみたところ、解像度3,840×2,160ドット/最高品質/DirectX 11の設定で8,789というスコアを記録した(こちらのレビューで計測したGeForce GTX 1080 OC版の結果は7,058)。

 映像端子はDisplayPort 1.4、HDMI 2.0b、デュアルリンクDVIをサポート。最高解像度は7,680×4,320ドット(60Hz)。カード長は266.7mm。カードの厚さは2スロット分。外部電源端子は8ピン×1、6ピン×1。消費電力は250W。

 GALLERIA ZKでは、そのTITAN XをGPUとして採用。タワー型PCケースに、TITAN X搭載ビデオカードやSkylake CPU、Intel Z170マザーボードなどが組み込まれている。なお、展示品の内部を確認したところ、ビデオカードはシングルファンを備えた2スロットタイプのもので、リファレンスデザインと見られる。

 標準構成時の主なスペックは、Core i7-6700K、メモリ32GB、NVMe M.2 SSD 256GB、HDD 3TB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 10 Home 64bit、80PLUS GOLD認証800W電源。GALLERIAロゴ入りのゲーミングキーボード、マウスが付属する。

 ちなみに、TITAN Xの単体販売は店頭では未確認だが、Amazon.co.jpでは、6日(木)23時時点で、「一時的に在庫切れ、入荷時期は未定」という状態だが、販売が始まっている。価格は税込171,204円。製品情報の説明によると、日本国内正規代理店のリョーヨー扱いで、保証は3年とされている。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

[Amazonで購入]