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MOD PC入門者向けのイベントが開催、PCケースのペーパークラフトのプレゼントも

Cooler Master主催、有名Modderが初心者にもわかりやすく実演・解説

 12月10日(土)にツクモパソコン本店4階 特設会場にてCooler Master製品を使ったMOD PCのイベント「MOD PCワークショップ」が開催された。

 Ronnie Hara氏、Von Carlo氏、関口 徹氏の3人のModderが実演と解説を行い、「初心者が実際にMOD PCが組めるようになって帰ってもらう」というコンセプトで詳しく製作方法などの解説が行われた。

 Cooler MasterはMOD PCに力を入れており、MOD PCの大会を実施しているほか、海外ではModderが製作したパーツの発表は販売ができるサイトの運営などを行っている。海外展開しているサイトは今後日本語対応なども予定されており、日本地域のユーザーが参加できるように対応を進めたいという。

 なお、イベント来場者には同社製ケースをモチーフにしたペーパークラフトのプレゼントも行われた。

会場には有名Modderが製作したPCを展示

 イベント会場には今回講師を担当した3氏のMOD PCが展示され、細かい部分まで確認できる状態で会場内に設置されていた。

 解説では、講師の自己紹介を兼ねて、デザインコンセプトや作成時の苦労などが語られた。

来場者にプレゼントされたペーパークラフト、実はかなり貴重?

 今回のイベントで来場者特典として用意されていたのは、同社のPCケースの形をしたペーパークラフト。先着20名にプレゼントされた。

 同社のノベルティ品で、世界的にもまだ配布数が少ないとのこと。海外では単品販売して欲しいというリクエストもきているといった話もイベントで紹介された。

 ペーパークラフトは手のひらに載るサイズで、作りはかなりしっかりしたものとなっていた。

比較的細かい所まで作り込まれている
穴などはレーザーで加工されている
作成中の様子
組み建前の状態
パッケージ
塗装済みのものも展示されていた

MOD PCが作れるようになるまで細かく説明、実演を交えつつ4時間にわたり解説

 イベント自体は、MOD PCにはどんな種類があるのか、仕様工具の紹介、塩ビ板やアルミ板の加工実演、ケースの改造法、水冷の組み方解説、ケーブルスリービングの紹介などを、分野を分けて4時間にわたり解説。

 MOD PCを作ったことが無い人がはじめられるレベルになることを目指していたこともあり、初心者にわかりやすいよう、実演や解説が丁寧に行われた。

解説は和やかな雰囲気の中行われた
MOD PC製作に使われる工具
使用する工具の大半はホームセンターなどで容易に入手できる
アクリルなどを切り出す糸のこ盤
実際に塩ビ板を切り抜く際のコツの紹介も行われた
カッティングシートの貼り方も解説
カッティングシートを貼った後の仕上げも実演
塩ビ板の曲げ可能の方法も解説された
ケースを改造する際の分解の仕方も実演
水冷PCの組み方もMOD PCを使いつつ説明された
ケーブルのスリーブ化の方法も紹介された
イベントの最後にはじゃんけん大会も実施

[撮影協力:ツクモパソコン本店]