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“例のピン”もあり、ドリキャプのHDMIキャプチャカードに1080p/60fps対応版

前モデルよりも画質が向上

 1080p/60fpsにも対応するHDMIキャプチャカードが登場、Drecap(ドリキャプ)から「DC-HC4FSPEC」が発売された。

 店頭価格は税込19,800円で、販売ショップはパソコンショップ アークツクモeX.パソコン館

1080p/60fps対応のPCI Express x1接続HDMIキャプチャカード

 DC-HC4FSPECは、PCI Express x1(Gen.2)接続に対応したHDMIキャプチャカード。2015年に発売された「ドリキャプエクスカリバー(DC-HC3PLUS)」の後継モデルで、今回のモデルでは新たに1080p/60fpsの映像キャプチャに対応している。

 本体にはHDMI入力が2ポート(排他利用)用意されており、対応入力解像度は1080p(60/50/30/24fps)、1080i(60fps)、720p(60/50fps)、576p(50fps)、480(60fps)。また、本製品用に開発・チューニングが施されたキャプチャソフト「DAISEN」が付属しており、従来品に付属していたキャプチャソフト「DVR2.5」と比べて、一部シーンで画質の向上が図られているという。ソフトウェアの対応コーデックはH.264で、ファイルフォーマットはMP4またはAVI。

 動作環境は比較的高めに設定されており、CPUはIntel Core i5-4430以上推奨、メモリ4GB(8GB以上推奨)、ストレージは10GB以上のHDD(1080p/60fpsでのキャプチャ時はSSD推奨)とされている。

 なお、パッケージには「著作権保護(HDCP)のコンテンツやプレイヤーではキャプチャできない」と書かれているが、同社Webサイトには「HDCPコントロール機能」の説明が掲載されており、HDCPの解除が違法では無い国の場合、内部のピンを取り除くことでHDCP信号を無効化できるとされている。HDCPの解除は国内では違法行為となるため、海外でのみ利用可能とされている。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]