新型Xeon対応のデュアルCPUマザー「S2600STQ」が発売、Intel製

　「Xeonスケーラブル・プロセッサ」に対応したデュアルCPUマザーボードに新モデルが登場、Intelから「S2600STQ」が発売された。店頭価格は税抜き116,800円（税込126,144円）。

　販売ショップはツクモパソコン本店。

クラウド・データセンター向けのデュアルマザーボード

　S2600STQは、CPUソケット（Socket P）を2基備えたサーバー向けのLGA3647マザーボード。8月に発売された「S2600STB」と同系統の製品で、基板レイアウトは似通っている。

　大きな違いは搭載チップセットがC624からC628へと変更された点で、クラウドやネットワーク上の暗号化やデータ圧縮など負荷の高い処理を高速化し、パフォーマンスを向上させるという「Intel QuickAssist テクノロジー」をサポートしている。一方で、「Intel vPRO テクノロジー」はサポートしていない。

　主な仕様は、フォームファクタがSSI EEBで、CPUはTDP 205Wのモデルまで対応している。メモリスロットはDDR4 DIMM×16（ECCメモリ対応）。

　拡張カードスロットはPCIe x16(Gen3)×3、PCIe x8(Gen3)×3。そのほかの搭載機能・インターフェイスはVGA（Aspeed AST2500BMC）、10 Gigabit Ethernet×2（Intelコントローラ）、M.2、6Gbps SATA、USB 3.0/2.0、COMポートなど。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]