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前面引き出し式のATXケースが登場

 筐体内部を前面から引き出せるオウルテックのミドルタワーケース「OWL-PCAP612」がツクモパソコン本店で販売中だ。実売価格は24,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。1月中旬からオウルテックの通販サイトで販売されていたモデルで、「店頭販売は今までなかった」(同店)という。

筐体内部をフロントパネルと一緒に引き出せる

 この製品はATXフォームファクタのアルミ製PCケースで、筐体内部をフロントパネルと一緒に引き出せるというユニークな構造が特徴。

 一般的なPCケースでは、側面などのパネルを外して内部にアクセスするが、この製品では、マザーボードトレイやドライブベイなどの内部を丸ごと前面から引き出して、パーツ交換などが行なえる。同社によれば「頻繁に増強やメンテナンスを行なうのに最適」という。

 引き出す際はネジを外す必要などはなく、またレール構造によりスムーズに引き出せるとしている。なお、サイドパネルを外して内部にアクセスすることもできる。

 本体サイズは幅240×高さ480×奥行き524mm。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×5で、3.5インチベイを2.5インチベイ2基に変換できるブラケットが1個付属する。ケースファン数は前面120mm×2、背面120mm×1で、CPUの排熱用として140mmファン1基が増設できる。

オウルテック OWL-PCAP612