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Radeon R9 270ビデオカードが初登場、R9最下位
(2013/11/20 21:57)
Radeon R9シリーズの最下位モデル「Radeon R9 270」が登場、搭載ビデオカード2製品が発売された。
実売価格は、GIGABYTEの「GV-R927OC-2GD」が20,980円、PowerColorブランド(Tul)の「R9 270 2GB GDDR5 OC」が19,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。いずれもOCモデルで、GIGABYTE製品はコアクロックが高い反面、6ピン電源が2基必要だ。
Radeon R9の最下位モデル
Radeon R9 270は、米AMDが先週発表したRadeon R9シリーズの新たな下位モデル。R9 270Xのさらに下のモデルで、同シリーズでは現時点で最下位となる。
R9 270Xとの主な違いはコアクロックで、R9 270Xが最大1.05GHzなのに対し、R9 270は最大925MHzと低く、最大メモリ容量も2GBに半減している。対応メモリは変わらずGDDR5(256bit)。
ただ、外部電源端子の数は、R9 270Xは6ピン2基だが、R9 270は6ピン1基で、電源ユニットに要求されるスペックが低いのはメリットと言える。
SP数1,280、メモリクロック1,400MHz(データレート5,600MHz)といったスペックのほか、DirectX 11.2やAMD独自のゲーム用API「Mantle」などをサポートする点はR9 270Xと同じ。
今回発売された2製品は、いずれもコアクロックがリファレンスより高く設定されたもの。GIGABYTE製品は通常950MHz、ブースト時975MHz、PowerColor製品は通常930MHz、ブースト時955MHz。2製品とも搭載メモリはGDDR5 2GBで、データレートは5,600MHz。
GIGABYTE製品のほうがコアクロックは高いが、6ピン電源端子はリファレンスより多い2基装備されているので注意が必要だ。必要な電源容量は両製品500Wとされている。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アーク]