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タブレットを外付け液晶にするUSBケーブル発売、
ノートPCなら「外付け液晶+キーボード」に
利用法はアイデア次第?
(2013/12/21 21:25)
WindowsタブレットをノートPCに接続、なんと外付け液晶として使えるという「ディスプレイ共有機能」を備えた、ユニークなUSB 3.0リンクケーブル「Wormhole Switch DSS(JUC700)」が発売された。
接続する2台は、動作条件を満たしたWindows機であればなんでもよく、たとえば「2台のノートPCを接続し、一方のPCを2画面で使う」なども可能。
さらに、キーボードやマウス、ファイルの共有機能も搭載しており、「ノートPCを、Windowsタブレットの外部ディスプレイ+キーボードなどとして使う」といったこともできるとされる。
発売されたのはj5 createブランドの台湾KaiJet Technologyで、実売価格は7,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
「タブレットをノートPCの外付け液晶に」「ノートPCをタブレットの外付け液晶+キーボードに」
この製品は、2台のPCをUSB接続し、キーボードやマウスを共有したり、相互にファイルを転送したりできる、いわゆるUSBリンクケーブル。
最大の特徴は、世界初とうたわれている「ディスプレイ共有機能」。付属ソフトを操作することで、2台のPCとそれぞれの画面の関係をその場で変更できる。
具体な動作状態は、大別して以下の3種類。
・2台のPCとも、自分の画面を表示する
・PC(A)を利用し、PC(B)の画面を拡張デスクトップとして使う
・PC(A)を利用し、PC(B)の画面をミラー表示として使う
メインとして使うPC(PC(A)とPC(B))もすぐに切り替えられるため、都合5タイプを随時切り替えながら利用可能。切り替えは、ソフト上のボタンを押す、というものだ。
また、キーボードとマウスは常に共有されているようで、たとえば「“外部ディスプレイ”になっているPCを使って、利用中のPCを操作する」といったこともできるとされる。Windows 8.1/8環境でのタッチ機能や、1080p動画の再生もサポートするという。
使い道に悩んでしまうほどの柔軟ぶりだが、「2台のPCと2個の画面を、自由に組み合わせて利用できる」と考えるとわかりやすい。ノートPCとWindowsタブレットでノートPC+1画面を実現したり、同じ環境で画面を逆転、ノートPCをタブレットのキーボード+マウスとして使ったり、さらには古いノートPCを“モバイル液晶”として使ったりなど、ユニークな利用法も多そうだ。
なお、必須環境はCore i3 2.8GHz(デュアルコア)、メモリ2GBとされており、動作のハードルは高め。USBポートは「USB 3.0を推奨」とされている。対応OSは、Windows 8.1/8/7とXP。付属品はクイックインストールガイドやドライバCDなど。
[撮影協力:パソコンハウス東映]