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12Gbps SASのRAIDカードがAdaptecからも発売

 Adaptecブランド(PMC-Sierra)からも12Gbps SAS対応RAIDカードが登場、「Adaptec 8シリーズ」「Adaptec 8Qシリーズ」が発売された。後者は上位シリーズで、キャッシング/ティアリングソフトやキャッシュ保護モジュールが標準で付属する。

 販売を確認したのは、Adaptec 8の内部8ポートモデル「ASR-8805 SGL」、内部8/外部8ポートモデル「ASR-8885 SGL」、Adaptec 8Qの内部8/外部8ポートモデル「ASR-8885Q SGL」の3機種で、実売価格は77,800円〜142,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 製品はいずれもアスクによる国内代理店版で、ドライブ機器の接続に必要なファンアウトケーブルは付属しない。また、これらの他に、Adaptec 8Qの内部16ポートモデル「ASR-81605ZQ SGL」がラインナップされている(全4モデル)。

 店頭販売を確認した12Gbps SAS対応RAIDカードは、先々週のLSI製品に続いて今回が2メーカー目だ。

12Gbps SAS RAIDコントローラ「PM8063 RAID-on-Chip(ROC)」を搭載

 Adaptec 8/8Qシリーズでは、PMC-SierraのPCIe 3.0対応12Gbps SAS RAIDコントローラ「PM8063 RAID-on-Chip(ROC)」が搭載。公称の性能値は、シーケンシャルリードが最大6.6GB/s、RAID 5時のシーケンシャルライトが最大5.2GB/s、ランダムアクセスが70万IOPS以上などとされている。

 Adaptec 8Qは上位機能を付加したモデルで、TCO(総保有コスト)を削減しつつパフォーマンスを高めるというキャッシング/ティアリング(階層化)ソフト「maxCache Plus」や、電源障害時にキャッシュを保護するバッテリー不要のSLC NANDフラッシュ搭載モジュール「AFM-700」が標準で付属する。

 カードはLowProfile対応(ブラケット付属)で、接続インターフェイスはPCIe 3.0 x8。搭載キャッシュ容量は1,024MB。対応RAIDレベルは0、1、1E、5、6、10、50、60。

 搭載しているMini SAS HDコネクタは、ASR-8805 SGLがSFF-8643×2、ASR-8885 SGLとASR-8885Q SGLがSFF-8643×2+SFF-8644×2、ASR-81605ZQ SGLがSFF-8643×4。

 ドライブ機器を接続するには、Mini SAS HDコネクタからSAS/SATAなどのコネクタに分岐するファンアウトケーブルが別途必要。接続可能なSAS/SATAデバイスの最大数は256(要SASエキスパンダ)。

[撮影協力:オリオスペック]

PMC-Sierra Adaptec 8シリーズ