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新アーキテクチャ「Maxwell」採用の「GeForce GTX 750 Ti」が登場

消費電力は60W、下位の「GTX 750」も同時発売

(2/19 21:27更新)販売を確認。
GIGABYTEのGTX 750 Ti搭載品(OC仕様/電源端子あり)

 NVIDIA製GPUのアーキテクチャが約2年ぶりに刷新、新アーキテクチャ「Maxwell」を採用したミドルレンジGPU「GeForce GTX 750 Ti」「GeForce GTX 750」を搭載したビデオカードが各社から一斉に発売された。

 両モデルの実売価格は、GTX 750 Ti搭載モデルが17,000~22,000円前後、GTX 750搭載モデルが13,000~18,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

GeForce GTX 760/660の下位モデル、基板デザインや冷却ファンはメーカー毎に異なる

GeForce GTX 750 Ti
各社のGTX 750 Ti搭載品
ASUSのGTX 750 Ti搭載品(OC仕様/電源端子あり)
ASUSのGTX 750 Ti搭載品(OC仕様/電源端子あり)
GeForce GTX 750
各社のGTX 750搭載品
ASUSのGTX 750搭載品(OC仕様/電源端子無し)
ASUSのGTX 750搭載品(OC仕様/電源端子無し)

 GTX 750シリーズは、GTX 760/660の下位にあたるミドルレンジのGPU。同クラスのGPUと比較して、より優れたパフォーマンスと低消費電力を実現したというGPUで、GTX 750 TiはGTX 550 Tiの約2倍、GTX 750はGTX 450の約3倍のグラフィックスパフォーマンスを発揮するという。

 GTX 750 Tiの基本仕様は、ベースクロック 1,020MHz(ブースト時 1,085MHz)、メモリクロック 5,400MHz、メモリインターフェース 128bit、CUDAコア数 640ユニット、消費電力 60W。

 GTX 750の基本仕様は、ベースクロック 1,020MHz(ブースト時 1,085MHz)、メモリクロック 5,000MHz、メモリインターフェース 128bit、CUDAコア数 512ユニット、消費電力 55W。

 19日(水)に販売を確認したのは、ASUS、GIGABYTE、ZOTAC、玄人志向(GALAXY Microsystems製)、GALAXY Microsystems、Palitの各モデルで、搭載メモリはGTX 750 TiモデルがGDDR5 2GB、GTX 750モデルがGDDR5 1GB。基板デザインや冷却ファンはメーカー毎に異なるものを採用している。また、玄人志向とGALAXY MicrosystemsのGTX 750 TiとGTX 750モデルは、LowProfileスロットにも対応している。

 なお、外部電源端子については、ASUS、ZOTAC、玄人志向、GALAXY Microsystems、Palitの一部モデルで非搭載となっている。

GeForce GTX 750 Ti搭載モデル
玄人志向製品(LowProfile仕様/電源端子無し)
玄人志向製品(OC仕様/電源端子あり)
ZOTAC製品(OC仕様/小型基板/電源端子無し)
GeForce GTX 750 搭載モデル
玄人志向製品(LowProfile仕様/電源端子無し)
GIGABYTE製品(OC仕様/電源端子あり)
ZOTAC製品(OC仕様/小型基板/電源端子無し)

[撮影協力:パソコンショップ アークZOA 秋葉原本店ツクモパソコン本店BUY MORE秋葉原本店]

GeForce GTX 750シリーズ