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AMDとアスク、新型Radeon 300シリーズとFury Xの発売イベントを開催
“瞬殺”のFury X搭載ビデオカードも緊急入荷
(2015/6/27 21:55)
AMDとSAPPIRE製品の国内代理店アスクが27日(土)、そろってRadeon 300シリーズとFury Xの発売記念イベントを開催した。日本AMD マーケティング本部の井戸川 淳氏はドスパラ秋葉原本店とドスパラパーツ館で、一方、アスクの深江 祐介氏はツクモeX.パソコン館で、それぞれ新製品の魅力を紹介した。
新たに登場したRadeon 300シリーズは、R7 360/R7 370/R9 380/R9 390/R9 390Xの5つのモデルで展開するAMDの最新GPU搭載ビデオカード。競合となるNVIDIAのGeForce GTX 750/750 Ti/960/970/980と比べ、ゲーミングパフォーマンスが上回るほか、R9においては描画タイミングが原因で映像にズレが発生するティアリング、カクつきのような現象になるスタッタリングといった問題を解決する「AMD FreeSyncテクノロジー」を搭載している。また、Windows 10から採用されるDirectX 12もネイティブサポートする。
Fury Xは、ミドル~ハイエンド向けの製品で、従来のメモリの仕組みとは全く異なる積層型の「HIGH BANDWIDTH-MEMORY」を採用しているのが特徴。メモリをGPUダイに収めることでチップサイズをこれまでより大幅に縮小し、「長さが30cmを超えるようなハイエンドカードもあるが、それよりはるかに小さく作ることができる」のもポイントとなっている。
Fury X搭載ビデオカードは24日(木)に発売されたばかりだが、その当日は入荷台数が少なかったこともあり、ツクモでは30秒で売り切れる“瞬殺”状態だった。他の店舗でも軒並み在庫切れで、次回入荷も未定のところが多いようだが、27日(土)のイベント当日はツクモeX.パソコン館で、イベント参加者に向けた即売用にSAPPIREのFury X搭載製品が1台キープされており、さらにPowerColor製のFury X搭載製品も急きょ入荷したとのことで、計2台が在庫していた。
そんな各イベントの様子を写真で紹介しよう。