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Intelの最新CPU「Skylake」が発売、CPUソケットは「LGA1151」に

パッケージデザインが大きく変化、Core i7は実売49,800円

※(8/6)CPU本体の写真を追加

 Intelの最新プラットフォーム「LGA1151」を採用した新世代CPU「Skylake」が登場、デスクトップPC向けのCore i7/i5シリーズが発売された。化粧箱入りのリテールパッケージ品だが、クーラーが付属しない点には注意が必要だ。

 実売価格はCore i7-6700Kが税込49,800円〜51,800前後、Core i5-6600Kが税込34,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。価格設定はBroadwellよりは安価だが、これまでのメインプラットフォームであるHaswell Refreshよりはやや高価となっている。

 このほか、Skylakeに対応する新チップセット「Z170」を搭載したマザーボードも各社から登場、5日(水)時点でASUS 1モデル、ASRock 7モデル、GIGABYTE 3モデル、MSI 5モデルの計16モデルが発売されている。

第6世代のCoreシリーズ、メモリはDDR4とDDR3Lの両方をサポート

 Skylake(Skylake-S)は、6月にデスクトップPC向けモデルが登場したBroadwellの後継となるIntelの最新CPU。メインストリームのCoreシリーズプロセッサとしては、第4世代のHaswell、第5世代のBroadwellと続いて、これが6世代目となる。製造プロセスは14nm。

 Skylakeではプラットフォームが一新されており、Haswell以降で使われていたLGA1150タイプのCPUソケットに代わり、新型のLGA1151が採用。プラットフォームの刷新は、Haswellがデビューした2013年6月以来となる。

 アーキテクチャ面のトピックとしては、CPUに内蔵されている2チャンネルメモリコントローラーが、DDR4とDDR3Lの両方をサポートする点が挙げられる。

 現在はDDR3からDDR4への移行期で、ハイエンドプラットフォームのLGA2011-v3では既にDDR4が採用されているが、メインストリームのLGA1150ではDDR3のままだった。

 SkylakeがDDR4/DDR3両対応となったことで、広く普及しているDDR3メモリにするか、先進性や省電力性などを考慮してDDR4メモリにするかをユーザーが選べるのは、大きなメリットだ。

 パッケージデザインが大幅に変更されたのもトピック。これまでは、ブルーを基調にCPUダイなどをあしらった“伝統的”なものだったが、今回は、「CORE i7」などと大きく書かれた製品ロゴと、無数の光が流れる背景とを組み合わせたシンプルかつ抽象的なデザインで、ここでもプラットフォームの刷新を強く印象付けている。

 CPUクーラーが付属しなくなったのも変更点。このため、パッケージは絵柄だけでなく、従来より薄くなるなど形状も変化している。

 対応CPUクーラーについては、ENERMAXの「ETS-T40Fitシリーズ」といった新製品があるほか、既存製品についてLGA1151への対応を謳うメーカーもある。ENERMAXなどの製品を扱うリンクスインターナショナルによれば、「Skylake対応製品には目印のステッカーを順次添付する」という。

 ちなみに、DSP版のWindows 10は、PCパーツなどとのセットでしか購入できなくなったが、CPUクーラーとのバンドル販売を行なっているショップもあるので、OSの購入予定がある人は覚えておくとよいだろう。

 Core i7-6700Kの主なスペックは、4コア/8スレッド(Hyper-Threading搭載)、クロックがベース4GHz、ターボ時4.2GHz、キャッシュ容量8MB、TDP 91W。

 Core i5-6600Kの主なスペックは、4コア/4スレッド、クロックがベース3.5GHz、ターボ時3.9GHz、キャッシュ容量6MB、TDP 91W。

 いずれも、クロック倍率が固定されていないアンロックモデル。GPUとして「HD Graphics 530」が内蔵されている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店パソコンハウス東映オリオスペック]