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Intelの新型CPU「Broadwell-K」が遂に発売、Iris Pro搭載
最上位のCore i7-5775Cは実売5.2万円
(2015/6/18 11:58)
「Broadwell-K」ことデスクトップPC向けのLGA1150対応CPUの新モデルが遂に登場、4コア/8スレッドの「Core i7-5775C」と4コア/4スレッドの「Core i5-5675C」が発売された。強力な内蔵GPU「Iris Pro 6200」を搭載している点が最大の特徴だ。店頭価格は前者が税込51,180~52,700円前後、後者が税込37,700~38,700円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
内蔵GPUは「Iris Pro Graphics 6200」を搭載、AMDの最新APUをしのぐ性能
Broadwellは、14nmプロセスで製造される最新世代のIntel CPU。22nmプロセスで第4世代のHaswellに続く、第5世代のプロセッサ。最大の特徴は、内蔵GPUとして「Iris Pro Graphics 6200」を搭載している点で、128MBのeDRAM L4キャッシュの効果もあり、僚誌PC Watchのレビューによると、AMDの最新APUをしのぐ性能を持っているという。小型ケースでゲーム向けPCを作りたいというユーザーには大きな選択肢となりそうだ。
対応CPUソケットは従来どおりLGA1150で、Z97チップセットなどを搭載した既存のマザーボードが使用可能。モデルによってはBIOSのアップデートが必要になる可能性もあるので、導入を検討している人は事前にメーカーサイトやショップの案内を確認しておくといいだろう。
Core i7-5775Cの主なスペックは、4コア/8スレッド、クロックがベース3.3GHz、ターボ時最大3.7GHz、キャッシュ容量6MB、TDP 65W。
Core i5-5675Cの主なスペックは、4コア/4スレッド、クロックがベース3.1GHz、ターボ時最大3.6GHz、キャッシュ容量4MB、TDP 65W。
いずれもCPUクロックの倍率は固定されていない。