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メモリ8GBで1スロット仕様の「Quadro M4000」が発売

4K以上の映像環境に最適、実売16万円以上

 Quadro M4000と8GBメモリを搭載したシングルスロットのワークステーションビデオカードが登場、ELSAの「NVIDIA Quadro M4000」が発売された。店頭価格は税込163,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Maxwellアーキテクチャを採用、消費電力は120W

 Quadro M4000は、Maxwellアーキテクチャを採用したNVIDIAのワークステーション向けGPU。ハイエンドモデルのQuadro M6000などと比べると、消費電力が120Wと低く、シングルスロットのカードが実現できるのが特徴だ。

 CUDAコア数は1,664。対応メモリはGDDR5 8GB(256bit)で、メモリバンド幅は192GB/s。映像表示機能については、リフレッシュレート60HzでのDCI4K(4,096×2,160ドット)出力に対応する。対応グラフィックスAPIはDirectX 12.0、OpenGL 4.5。

 カードには4基のDisplayPort 1.2端子が装備されており、4画面までの同時出力に対応。DisplayPortを2系統使うことで、5K表示も可能という。また、8GBのGDDR5メモリを搭載したことで、高解像度やマルチディスプレイ環境においても、余裕のある描画が可能になったとしている。

 カードサイズは241.3×111×16mm(ブラケットを除く)。対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Linux(64bit)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

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