独自クーラー搭載のRadeon R9 290XがSAPPHIREからも登場

　オリジナルクーラーを搭載したRadeon R9 290X/290カードがSAPPHIREからも登場、「R9 290X 4G GDDR5 PCI-E DUAL DVI-D / HDMI / DP TRI-X OC VERSION (UEFI)(型番 11226-00-40G)」「R9 290 4G GDDR5 PCI-E DUAL DVI-D / HDMI / DP TRI-X OC VERSION (UEFI)(型番 11227-00-40G)」の2モデルが発売された。実売価格は順に85,800円、63,800円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

同社独自の冷却システム「Tri-X」を採用

　これらは、同社独自の冷却システム「Tri-X」を採用したRadeon R9 290/290X搭載ビデオカード。

　独自デザインのクーラーを採用したRadeon R9 290X/290カードについては、これまでにGIGABYTE、MSI、XFXの製品が店頭で確認されており、今回が4メーカー目となる。

　Tri-Xは、3基のファンにより多くの風量を生み出すというクーラーで、継続的な冷却により動作の安定性を確保しているほか、高い静粛性も実現しているという。

　ただし、カード長が30cm超と大型なので、PCケースの内部スペースや、他のパーツとの干渉などには注意が必要だ。カードサイズは幅113×高さ38×奥行き305mm。

　コアクロックは、R9 290Xモデルが1,040MHz、R9 290モデルが1,000MHz。搭載メモリは両モデルGDDR5 4GBで、メモリデータレートは5,200MHz。映像端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×2を備える。

　補助電源端子は8ピン×1、6ピン×1。推奨システム電源容量は750W以上とされている。

　なお、店頭販売は未確認だが、両モデルに「Battlefield 4」のダウンロードクーポンをバンドルした特別版「BF4 EDITION」もラインナップされている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]