ドラクエXがAMD製品にバンドル、キャンペーンの計画が明らかに

　AMD製APUを搭載したPC(など？)にドラゴンクエストXがバンドルされる、というキャンペーンが近日始まることになるようだ。

　これは、20日（日）に行われたAMDのイベント「KABINI発売記念イベント “REBORN of Athlon & Sempron” 」でAMDとスクウェア・エニックスが明かしたもの。バンドル対象となるPCやAPUなどはまだ不明だが、詳細は「近々にご紹介できる」という。

　ちなみに、今回のイベントは普及向けの格安APU「Kabini」にフォーカスしたもの。普通に考えると、対象はKabini搭載PCや、場合によってはKabiniのAPUそのもの、という可能性が高そうだ。

詳細は「近々にご紹介」「PCを買ったらドラクエXが付いてくる……と良いですね」

斉藤陽介氏

会場の様子

RITCHE CORPUS氏

会場のデモ機はKabini中心で、動作していたのもドラゴンクエストXがほとんどだ

ドラゴンクエストX

Socket AM1のAthlonとSempron

　このキャンペーンについて発言したのは、AMDのISV GAMING ALLIANCE DIRECTORであるRITCHE CORPUS氏とスクウェア・エニックスでドラゴンクエストXのエグゼクティブ・プロデューサーである斉藤陽介氏。

　2人とも「まだ詳細は明かせない」としながらも、「AMD製品の購入者に対する、大きな目玉となるスペシャルキャンペーンを展開できそう」「バンドル、という内容になる」「PCを買ったらドラゴンクエストXついてくる、なんてことになるといいですね」と発言。具体的な対象製品こそ明示しなかったが、ドラゴンクエストXが何らかのAMD製品にバンドルされることは間違いないと思われる。

　また、もし仮にKabiniが対象だとすると、「廉価なSocket AM1プラットフォームにゲームまで付く」ということになる。ゲーム機としてのPCに興味がある、あるいはドラゴンクエストXやSocket AM1に興味がある向きには、かなり興味深いキャンペーンになる可能性が高そうだ。

　このほか、来場者からの質問に答える形で、両社が緊密に技術協力を進めていることも紹介。両社の技術協力による最適化で、AMDプラットフォームでのベンチマークスコアが1.5倍にも向上、より快適にプレイできることもアピールされている。今回、その「技術協力」の細部は解説されなかったが、これまであまりなかった「国内向けのゲームがAMDプラットフォームに最適化される」というのも注目できる動きといえる。