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ギターエフェクター風USBフットペダルがオープンソース化

別の動作をするデバイスにすることも可能

 ビット・トレード・ワンのUSBフットペダル「TonePedal+(BFTP01Y)」がオープンソース化、回路図や設定ソフトウェアのソースなどが無償公開された。これらを用いて、TonePedal+の機能を変更するなどの改変ができ、二次利用も可能とされている。

 先週発売されたTonePedal+は、ギター用エフェクターにそっくりなUSB 2.0接続の入力デバイス。2つのノブを回してフットスイッチを押すことで、マウスやキーボード、ゲームコントローラーと同等の入力を行なうというユニークなデバイスだ。

 そのTonePedal+について、同社は3日(金)に回路図、ファームウェア、設定ソフトなどを含むソースコード全般を公開。同社によれば、TonePedal+は、同社が推進するオープンソースハードウェアライセンス「Assembly Desk License(ADL)」に対応しており、ADL対応デバイスとしては初のソースコード公開という。

 ソースコードは、ファイル共有サービスのGitHubで公開されており、無償で入手が可能。これらを用いて、機能を追加したり、別の動作をするように変えたりするといった、TonePedal+のハード・ソフトの改変が行なえる。

 さらに、二次利用も可能。「著作権表示」と「ライセンス許諾表示全文」を記載すれば、ADLのもとで配布されているものは再配布、商利用、販売など、どんなことにでも自由に無料で使えるとしている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]